新NISA口座はどこで作ればいい?

新NISA口座は銀行や証券会社で開設することができます。ただし口座は1人につき1つ。銀行の場合、困ったことがあれば窓口や電話で相談できて安心ですが、投資信託のみの取り扱いになるので、将来的に株式投資をする可能性もある場合は証券会社で口座を作成したほうがいいでしょう。

その中でもネット証券は手数料が低く、低コストの商品も充実しています。そのため証券会社で口座を開設する場合、ネット証券で口座を開設することがおすすめです。

(広告の後にも続きます)

老後の資金作りに新NISAがおすすめの理由



人生100年時代といわれていますから、70代、80代以降の資産まで考えておきたいもの。40~50代の方から「今から新NISAをスタートするのは遅いのでは?」と質問されることがありますが、遅すぎることはまったくありません。

投資は「余剰資金(生活費などを差し引いた資金)でおこなう」ことが大切ではありますが、まとまった資金ができる余裕を待っていたらいつまでも投資が始められないという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 特に物価が急上昇している今はお金の価値が下がっていますから、利息の低い預貯金のみで管理していくと実質的に資産は目減りします。

投資は元本割れ(投資した元本より少ない金額しか資金が戻らないこと)のリスクはもちろんありますが、世界の経済活動に対して分散(1つの投資対象や投資タイミングにせず分散させること)してコツコツと投資することで、中長期的に世界経済の成長率を上回るリターンを目指す「長期的・分散・積み立て」で堅実におこなえば、インフレに連動した利益を得られる可能性はかなり高いです。「毎月2,000円でも3,000円でも、無理のない金額を投資に回すということを考えてみるといいでしょう。