アルストロメリアの飾り方2:意外な花をプラスして楽しむ
今回使用した「パール」のような、草ものの趣があるアルストロメリアは、個性的な花とも好相性です。
ここでは珍しい「フリチラリア・インペリアリス」という、ヨウラクユリや王冠ユリとも呼ばれるユリの仲間の花を合わせてみましたが、もう少し入手しやすい花であれば「サンダーソニア」や「グロリオサ」なども相性がよい組み合わせだと思います。
色も形も個性的な花を使う場合、本数は少なめにして、あえてアシメントリーに生けると花の個性がより際立ちます。アルストロメリアは茎が複数ついていますので、その間に差し込めば他の花を加えるときも配置しやすいですよ。
さらに動きのある枝物の「コデマリ・オーレア」と「オンシジューム エレナ」を加えてみました。このように何種類もの花を組み合わせる場合には、色数を少なくすると失敗が少なくなります。
特に枝物は1枝でも全体に動きが出て、ボリューム感がアップして大きく見えます。一本一本姿が違う、自然が作り出した大胆な動きも魅力です。
ここでは、黄金葉の「コデマリ」を使いましたが、この他にも新緑が美しくなる時季なので、お好みの枝を見つけてお試しくださいね。
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アルストロメリアの飾り方3:器でイメージチェンジ
ガラスの花瓶に生けた花をそのまま竹かごに入れてみました。
たったこれだけで、雰囲気がガラリと変わります。ここでは竹かごを使いましたので、和の雰囲気になりましたが、バスケットであればナチュラルな雰囲気が出せます。
器が入るサイズのカゴやバスケットがあれば、簡単にイメージチェンジできますので、ぜひ身近にあるものを探してみてくださいね。