8席のみの劇場型イタリアン【Orchestra(オルケストラ)】。小川シェフが7年間過ごしたイタリア時代をお皿で表現する「私を育てたエミリア・ロマーニャへの想い」

イタリアで7年を過ごし、郷土料理から二つ星リストランテまでを経験した小川慎二シェフ。30歳の節目に帰国してからも経験を積むなかで「今、日本にいる自分にしかつくることのできない料理」を提供したいと、自身

まるでオーケストラの演奏のように
関わるすべての人の想いをお皿で表現

小田急線・参宮橋駅より徒歩1分。代々木駅も徒歩圏内

2023年9月、閑静な住宅街にオープンした【Orchestra】。この店名は、小川シェフがイタリアで修業していたとき、「一皿を作り上げるのに大勢の人が同時に手を動かし、集中して仕上げていく。それはまるで100人で壮大な曲を演奏するオーケストラのようだった」と強く記憶に刻まれた経験から命名したのだそう。料理人だけでなく、食材の生産者からサービススタッフ、皿やカトラリーを作る職人など、レストランに関わる全ての人が一つになって、最高の一皿を完成させるレストランを目指しています。

シェフの小川慎二さん。1987年生まれ、長崎県出身

小川シェフは、フランス料理を経験したのちにイタリア料理に魅せられて渡伊。トスカーナ州のトラットリアや、エミリア・ロマーニャ州モデナの一つ星レストラン【ストラーダファチェンド】に勤務し、46年連続ミシュラン二つ星の【リストランテ サン ドメニコ】ではスーシェフまで務めました。帰国後は目黒【リナシメント】のシェフとして腕を振るったのち、同店のシェフに就任。

イタリアから取り寄せたアンティークの扉を開けると、オープンキッチンを中心に、劇場で楽曲を愉しむような8席の特等席が囲む

メニューは、“今、日本にいる小川シェフにしか作れない料理”をテーマにした「おまかせコース」のみ。イタリア料理の技術をベースに、日本各地の優れた旬の食材の魅力を引き出しつつ、その食材が生まれた風土や取り巻くストーリーも含めて表現します。ワインは、ソムリエであり支配人の矢島聡さんが、コースに合わせたワインをセレクト。ナチュラルワインを長く扱ってきた矢島さんが選ぶ本物の自然派ワインのほか、シャンパーニュやブルゴーニュ、古酒まで幅広く取り揃えます。

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小川シェフの原点回帰
「私を育てたエミリア・ロマーニャへの想い」

イタリア時代を振り返りつつ、今の小川シェフをも投影したお皿に期待が膨らみます

今回は、5月31日までの期間限定で、小川シェフがイタリアで腕を磨いた料理と、産地や生産者にこだわった魅力的な日本の食材を掛け合わせて創り上げるコース「私を育てたエミリア・ロマーニャへの想い〜サンドメニコでの日々へ〜」を提供します。ペアリングするワインも、エミリア・ロマーニャ州とその近郊の北イタリアのワインを中心にラインナップ。その内容をご紹介します。