「メラノーマの初期症状」はご存知ですか?なりやすい年齢層も解説!【医師監修】

「メラノーマの初期症状」はご存知ですか?なりやすい年齢層も解説!【医師監修】

メラノーマについてよくある質問

ここまでメラノーマを紹介しました。ここではメラノーマについてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

メラノーマ初期はどのような症状が出ますか?

高藤 円香医師

メラノーマには二つのタイプがあります。
一つ目は初期からイボのように隆起するタイプで、小さくてもリンパ節への転移リスクがあり、早期発見が重要です。診断が困難なこともあります。
二つ目は平坦で不規則な形状の黒っぽいシミのように見えるタイプで、進行すると部分的に隆起することがありますが、普通のシミと間違えやすく治療の機会を逃すこともあります。

メラノーマの初期の治療方法を教えてください

高藤 円香医師

悪性黒色腫の治療では、手術でがんを切除する方法が一般的なようです。がん周辺には微細な転移が発生しやすいため、がん部位のみならず、その周辺も広範囲に切除します。手術療法は再発を防ぐ目的で行い、切除の範囲や深さは、腫瘍の大きさや位置によって決定されます。

まとめ

ここまで初期のメラノーマについてお伝えしてきました。
初期のメラノーマについての要点をまとめると以下の通りです。

⚫︎まとめ

・ほくろは色が均一であり、円形や楕円形をしているが、メラノーマは色ムラがあり、不規則な形状になることがある

・メラノーマの初期症状には、隆起したイボ状の形態と、平坦で黒っぽいシミのような形態の2種類がある。更にメラノーマは4種類に分けられ、それぞれで初期症状や現れる場所が異なる

・診断の基本は視診で、ダーモスコピーを用いて患部を詳しく確認するが、それでも判別がつかなかった場合は皮膚生検が行われる

メラノーマと関連する病気

メラノーマと関連する病気は1個あります。
各病気の症状・原因・治療方法などの詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。

皮膚科の病気基底細胞がん

具体的な症状や治療法については、担当の医師と相談しましょう。

メラノーマと関連する症状

メラノーマと関連している、似ている症状は4個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。

関連する症状

ほくろの大きさや色の変化

ほくろの色むら

大きくなるのが早い

皮膚の隆起や潰瘍化

これらの症状が持続する場合、または新たにあらわれた場合、医師の診察を受けることが大切です。

参考文献

国立がん研究センター がん情報サービス

がん研有明病院

一般社団法人 日本形成外科学会

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Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。
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