「コーヒーで下痢を催す」原因・一緒に食べると下痢を催す食べ物はご存知ですか?

「コーヒーで下痢を催す」原因・一緒に食べると下痢を催す食べ物はご存知ですか?

「コーヒーで下痢を催す」症状についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「コーヒーで下痢を催す」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

コーヒーで下痢を催す場合、紅茶を飲んでも大丈夫でしょうか?

伊藤 陽子(医師)

コーヒーで下痢を催す原因がカフェインであるならば、コーヒーに比べてカフェインの含有量が少ない紅茶は大丈夫である可能性もあります。
ただし、反応が出るかどうかは個人の体質やその時の体調にもよります。
紅茶を飲んでみて、ご自身の身体がどのように反応するかを確認し、もし紅茶を飲んで下痢の症状が出る場合は医療機関に相談することをお勧めします。

コーヒーと一緒に食べると下痢を催す食べ物を教えてください。

伊藤 陽子(医師)

明確に下痢を催す食べ物とは言い切れませんが、コーヒーとよく一緒に食べられるチョコレートにもカフェインが含まれており、食べ合わせには注意が必要です。
両者を過剰に摂取すると下痢を催すリスクが高まる可能性がありますので、摂り過ぎに気をつけながら楽しんでいただければと思います。

カフェインレスコーヒーでも下痢を催しますか?

伊藤 陽子(医師)

一口に「カフェインレス」と言っても、「カフェインレス」「デカフェ」「ノンカフェイン」と表記が分けられており、このうち「カフェインレス」「デカフェ」表記のものにはごくわずかにカフェインが含まれていることがあります。
ご自身の下痢の原因がカフェインで、かつカフェインに対して非常に敏感な場合は「ノンカフェイン」表記のものを選ぶと良いでしょう。
ただし、コーヒーそのものにアレルギーをお持ちの場合は、カフェイン含有量に関わらず下痢を催す可能性がありますので、ご自身の下痢が何に反応しているかが不明であれば、医療機関への相談をお勧めします。

まとめコーヒーで下痢を催す場合には、量を調整しよう!

一日の始まりや気分転換、仕事のスイッチを入れるためなど、日常のさまざまなシーンでコーヒーを愛飲している方も多いと思います。
しかし、飲み過ぎやその日の体調によって、下痢などの不調をきたすことがあります。
好きなコーヒーを長く楽しむためにも、自分に合った量や、どんな時に飲むと体調を崩すか、症状が出るのは何時間後か、または何日後かといった自身の変化を知っておくことが大切です。
異変が続いた場合は医療機関へ相談することも忘れずに。

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