最近話題になっている「白湯」ですが、水道水で作るよりもミネラルウォーターで作ったほうがよいのではないかと考えている人もいるのではないでしょうか。水道水とミネラルウォーターではどのような違いがあるのか気になるところです。
そこで本記事では、水道水とミネラルウォーターで白湯を作った場合の効果面、費用面での違いを解説します。
白湯とは?
白湯は「さゆ」「しらゆ」と読みます。水を1度沸騰させてから飲みやすい温度まで冷ましたものです。飲むとほんのり温かく感じる50~60度程度で飲むことが多いようです。
こう聞くと「普通のお湯と何が違うの?」と思う人も多いでしょう。白湯とお湯の違いは、1度沸騰させているかどうかです。白湯は沸騰させますが、お湯は使用する温度までしか温めない点が違います。1度沸騰させることで水の中の不純物や病原菌が除去されます。
インターネット上では、白湯を飲むことで冷え性の改善やダイエット効果が期待できるとする記事も見られますが、明白な科学的な根拠はないようです。
ミネラルウォーターで白湯を作ると効果が違う?
ミネラルウォーターで白湯を作ると水道水と比べて何が違うのでしょうか。水道水とミネラルウォーターの大きな違いは塩素が含まれているかどうかです。水道水には殺菌のため塩素が含まれており、そのにおいが気になるという人もいるでしょう。しかし、白湯にするため煮沸をすると塩素はなくなるので、塩素の面では両者の違いはありません。
そのほかに、ミネラルウォーターにはミネラルが含まれており、これらは煮沸しても塩素のようになくならない点が異なります。適度なミネラルは水をおいしく感じさせるため、ミネラルウォーターで白湯を作ると水道水よりもおいしく感じられるかもしれません。
配信: ファイナンシャルフィールド