【実録】経理担当10年目「会社の裏側」をすべて知っているからこそ、不満を感じるケーストップ3とは?

毎日同じ仕事をしていても、慣れないことや不満を持つことはたくさんありますよね。私は従業員10人以下の中小企業の経理担当です。入社10年目になりますが、未だに毎回不満を感じるケースがあります。
 
本記事では私の体験談を交えながら、経理担当が不満を感じる3つのケースをランキング形式でお伝えします。

第3位 給与計算

不満を感じるケース第3位は、給与計算をするときです。毎月の給与計算を自社で行っている会社の場合、担当する経理は全社員の給料が見えます。

 

納得いかない理由は、毎月の歩合給の計算です。成績が良かった人に多く歩合が付くことは納得できます。しかし、成績も上げず周囲の評価も高くない人が、頑張っている人と同じ基準で歩合が付いていることが納得できません。

 

また、経理が歩合給を受け取るケースは多くありません。私の場合は固定給のみで、資格を取ったりスキルを身に付けたりしても給与には反映されませんでした。

 

給与計算は毎月の作業ですが、他の社員と自分を比べてしまい、毎回不満を感じながら計算をしています。

 

第2位 社長の経費処理

経理の仕事といえば経費の処理がメインですが、社長の経費処理をするときが不満を感じるケース第2位です。

 

不満を感じる理由は、まさに経費の公私混同です。社長の私的な請求書を、複雑な気持ちを抱えながら処理しています。

 

あまり大きな声ではいえませんが、社長は個人だけでなく社長の家族のものまで会社名義で購入しています。私の1ヶ月分の給料より高額な支払いもありました。

 

「経費にできるのだろうか」とためらうこともありますが、仕事を進めるためには割り切ることも必要です。毎月税理士の監査を受けているので、経費として良くないときは税理士から直接社長に指摘してもらいます。長年同じ仕事をしていても、私的な領収書や請求書が回ってくると不満が募ります。

 

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