春になると、花粉症に悩まされる方もいらっしゃるでしょう。なかには空気清浄機を24時間使い、対応している方がいるかもしれません。
そこで今回は、空気清浄機を24時間稼働させた場合の電気代について説明します。少しでも毎月の電気代を安くおさえたい方は、ぜひ参考にしてください。
空気清浄機を24時間稼働させたときの電気代
空気清浄機の電気代は、製品や使用するモードによっても違いがあります。今回は空気清浄機能のみ、空気清浄適用床面積が23畳(38平方メートル)の機種で、電気代を計算してみましょう。電気代単価は約30円/キロワットアワーとします。
使用モードは、強・中・静音の3つに分け、それぞれの目安消費電力と電気代を表1にまとめました。
※筆者作成
使い方で電気料金は多少変わりますが、24時間強モードで運転した場合、1ヶ月で約1058円の電気代がかかることになります。春のシーズン(4ヶ月間)に空気清浄機をつけっぱなしにした場合、約4200円の電気代がかかる計算です。
空気清浄機は24時間つけっぱなしで使用するべきか?
24時間空気清浄機をつけっぱなしにすることが「もったいない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。結論からいうと、室内の空気を清潔に保つには、24時間稼働させたままにすると効果的とされています。
空気中のほこり・ウイルス・花粉などは、目に見えないためその動きは分かりません。ほこりは、空気の流れに乗って舞い上がると、床に落ちるまでに時間がかかります。
ほかにも、外出した際に衣類に付いた花粉や換気口から家の中に入ってきた花粉は、空気中に漂い、掃除機で十分取りのぞけないとされています。
以上の理由から、花粉症やハウスダストでお悩みの方はもちろん、室内を清潔に保ちたい方は、空気清浄機をつけっぱなしにしておくのがよいでしょう。
配信: ファイナンシャルフィールド