作家・宗田理さん逝去 「肺炎」の原因・症状を医師が解説

作家・宗田理さん逝去 「肺炎」の原因・症状を医師が解説

肺炎の性差・年齢差など

肺炎に性差や年齢差などはあるのでしょうか?

2020年の厚生労働省データによると、肺炎による死亡数は男性が4万4902人、女性が3万3548人です。疾患別の死因順位は男性が4位、女性が5位で女性よりも男性の方が肺炎で死亡する人数が多いことがわかります。

肺炎による死亡率は、75 歳以降は5歳単位で倍増していきます。とくに、男性が増加する傾向にあります。

食物や唾液が気管に入ることで、口の中の細菌が気管から肺まで入り込んで生じる誤嚥性肺炎は、免疫が低下しやすい高齢者に多くみられます。

編集部まとめ

肺胞に炎症が起こる肺炎は、病原微生物の感染による感染性肺炎が大半を占めますが、間質性肺炎などの非感染性肺炎もあります。

免疫力の弱い高齢者や子ども、腎臓病や膠原病の治療中でステロイドホルモン剤を使っている人などは、肺炎を起こすリスクが高く注意が必要です。高齢者や子どもでは、高熱や咳などのはっきりとした症状がみられないこともあるので、いつもよりも元気がない、何かおかしいと感じたら早めにかかりつけ医や専門医を受診することが大切です。

関連記事:

Medical DOC
Medical DOC
Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。
Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。