高速道路のガソリンスタンドは一般道路のガソリンスタンドと比べると、どのくらいの価格差があるのか気になる方も多いでしょう。
特に長距離を高速道路で運転する場合は、ガソリンの消費量が多いため、少しでもお得に給油できた方が節約につながります。
今回は、高速道路と一般道路のガソリン価格や、どの程度の価格差があるのかについて解説します。
高速道路のガソリンスタンドの特徴
高速道路のガソリンスタンドでの給油は、一般道路のガソリンスタンドで給油した場合と比べると価格が高くなる傾向にあります。
理由はおもに以下の3つです。
・価格競争が起こりづらいこと
・ガソリンの給油以外に収入源がないこと
・人件費やガソリンの輸送費がかかること
高速道路のサービスエリアにはガソリンスタンドは基本1つしかなく、競合がいないため、価格を下げる必要がありません。
また、一般のガソリンスタンドにあるような洗車・車検・オイル交換などの給油以外のサービスがないことも価格が高くなる理由の1つです。
さらに、高速道路のガソリンスタンドは24時間営業の場合が多く、その分人件費がかかったり、ガソリンスタンドまでガソリンを輸送する際にも高速道路料金を支払わなければいけなかったりするため、コストがかかります。
このような高速道路特有の事情から、一般道路のガソリンスタンドよりも給油価格が高くなっています。
一般道路にあるガソリンスタンドで給油した場合
一般道路のガソリンの全国平均価格は、表1の通りです。
表1
ハイオク | 185.4円(2024年4月1日時点) |
レギュラー | 174.6円(2024年4月1日時点) |
軽油 | 154.2円(2024年4月1日時点) |
※経済産業省 資源エネルギー庁「石油製品価格調査」を基に筆者作成
それぞれのガソリン価格は、地域や週や月で変動します。
仮に、レギュラーガソリンを30リットル給油する場合は、5238円かかります。
配信: ファイナンシャルフィールド