学習机の椅子の選び方は?おすすめ商品もチェック

学習机の椅子の選び方は?おすすめ商品もチェック

子どもの学習机の椅子は、どのように選ぶのが正解なのでしょう。様々な種類の椅子があるので、子どもにとってベストなものが分からなくなる人は少なくありません。学習机の椅子の選び方や、おすすめの商品などをチェックしましょう。

学習机の椅子の種類

家具店へ行くと様々な種類の学習机の椅子が並んでいるので、どれを選ぶべきか迷うことがあります。

どのような種類があるのか知らずに選んでしまうと、後から「あっちにしておけばよかった」と、後悔することになりかねません。種類ごとの特徴を知り、子どもに合うものを選びましょう。

安定感のある木製椅子

学習机の椅子のなかでも木製のものは「重み」があり、座り心地が安定しているところが魅力です。勉強中に椅子に安定感がないと、集中しづらくなります。

木製の家具で統一している子ども部屋との相性がよく、上質な素材にこだわったものや、おしゃれなデザインのものが豊富です。学習机を木製にするなら、椅子のテイストも合わせるとよいでしょう。

椅子の足元に収納スペースが設けられていて、ランドセルなどを収納できる作りになっているものも多く販売しています。子どものころから、上質な家具を使わせたい人におすすめです。

機能性が高く使いやすい回転椅子

回転椅子は座っているとき簡単に体の向きを変えられ、座ったり立ったりしやすいという特徴があります。レバーを操作するだけで「座面の高さ」や「奥行」を調節できるなど、機能性が高いものが豊富です。

オフィスチェアに近いデザインが多く、重い椅子を動かすのが困難な小さな子どもでも簡単に扱えます。しかし、活発な子どもだと回転椅子をおもちゃ代わりにしてしまうことが心配です。

座っているときに回転をロックできるタイプや、回転の有無を操作できるタイプを選ぶと、必要に応じた使い方ができるでしょう。

姿勢をサポートするバランスチェア

バランスチェアは座っているときの姿勢をサポートし、正しい姿勢へと導いてくれる椅子です。通常の椅子とは違い、「膝」で体を支えて腰にかかる負担を分散します。

自然な前傾姿勢を保ったまま作業できるので、肩こりなどの不調がある人でも使いやすい椅子です。ただし、座り方が独特なため、子どもによっては使いづらさを感じる場合もあります。

勉強に集中しているときはよくても、リラックスしたいときにはくつろぎにくさを感じることもあります。できれば、購入前に家具店などへ行って、実際の座り心地を試してから決めるとよいでしょう。

子どもが使いやすい学習机の椅子の選び方

大人が問題なく使える椅子でも、子どもにとっては使いづらいことがあります。子どもが使いやすい学習机の椅子の選び方を見ていきましょう。

高さ調節が可能か

学習机の椅子は、高さ調節ができるタイプを選びましょう。大人とは違い成長盛りの子どもは体格が大きく変化するので、高さ調節が可能なものを選ぶと便利です。

座面の位置を調整できるものを選ぶと成長する度に買い替えずに済むので、気に入った椅子が高価でも長い目で見ればコストを抑えられます。

座ったときに、足の裏全体が床に着くように調節できる椅子が理想的です。足がブラブラしない方が、姿勢を保ちやすく勉強に集中できます。机に向かったときの肘の角度は90をめざしましょう。

子どもが小さいうちは、ステップ(足置き)があるものだと、安定した姿勢で座れます。不要になったらステップを取り外せるタイプもあるので、チェックしてみましょう。

座面の形状や素材をチェック

学習机の椅子の座面は、様々な形状をしています。平らで硬い素材のものは長時間座っているとお尻が痛くなってしまいますが、柔らかく沈み込みすぎても正しい姿勢を取りにくく、長時間座っていると疲れるので注意しましょう。

座布団やクッションなどを敷いて調節する方法もありますが、肌当たりの柔らかさを確保しつつ、適度な硬さのあるクッション付きのものだと安心です。

座面の素材はポリエステルやPVC素材などが使われていることが多く、PVC素材は汚れても拭き取りやすいので清潔に使えます。また、メッシュ生地のように通気性を確保する工夫がされているものだと、蒸れにくく夏場でも快適です。

シンプルなデザインなら長く使える

学習机の椅子には様々なデザインがありますが、「成長後に使用すること」も考え、できるだけシンプルなものを選んだ方がよいでしょう。

子ども用の家具に合わせてかわいい雰囲気のものを選んでしまうと、小学校高学年になって、ほかの家具を買い替えたときに違和感が出てしまいます。

耐久性に優れたシンプルなデザインの椅子は、子どもが使用しなくなったときに、ほかの家族が使い回しやすいところも魅力です。

木製椅子のなかには、リビングやダイニングなどで無理なく使えるデザインが豊富にあり、大人がデスクワークに使用しても違和感がないものも見つかります。

キャスターがあれば動きやすい

キャスター付きの椅子は机から引き出しやすく、小さな子どもでも簡単に扱えるのが特徴です。重量がある椅子だと、大人が手伝って座らせなければならず大変です。

どちらかというと、オフィスチェアのような回転椅子に付属していることが多いですが、木製椅子などにも引き出しやすいように、部分的に小さなキャスターが付いていることがあります。

キャスターがあると座ったまま位置をずらして参考書を手に取ったり、引き出しを開けたりといった動きをしやすく、使い勝手がよいでしょう。

ただし小さな子どもはキャスター付きの椅子で遊んでしまいがちです。「荷重をかけたときにロックされるタイプ」を選ぶと、椅子をおもちゃにしてしまう心配がなくなります。

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