なんとなくの不調、見過ごしていませんか?
月経のリズム、気持ちの波、ちょっとした体のサイン。
女性の毎日には、理由のわからない「ゆらぎ」がつきものです。
企業で働く女性たちの健康を長年支えてきた産業看護師が、女性ホルモンと心と体のつながりについて、やさしく、ていねいにひも解いていきます。
「自分をもっといたわる」きっかけに、今日のお話を読んでみませんか?
仕事のやる気はあるのに、身体がついてこないとき
美恵子さんは、時々体調を崩して健康管理室にやってきます。
美恵子さん:「会議があるんですけど……しんどすぎて。少し横にならせてください」
私:「どうぞ。こちらへ。お熱はありますか? どこか痛みますか?」
美恵子さん:「とにかく横になりたいです。でも、横になりながら会議の内容だけでも聞けるので」
そう言ってイヤホンをつけると、ベッドに体を預けました。
私:「吐き気や痛み、しびれなどがあれば、すぐに教えてくださいね」
そう声をかけて、私はそっとドアを閉めました。
不調原因を探る
美恵子さんは、高学歴で期待の新人として入社した方です。
しかし体調が安定せず、急な欠勤や、通勤途中で動けなくなることもありました。
現在は、当初期待されていた業務とは違う仕事を担当しています。
この体調不良の背景には、どんな要因があるのか。
私は少しずつ探ってみることにしました。

