ネットとは何が起こるか分からないものだ。まさか気ままに書いていた『エヴァンゲリオン』の記事を公式に捕捉されていようとは。私(中澤)が「壁に耳あり障子に目あり」を感じたのは一通の問い合わせからだった。そのメールにはこう書かれていたのである。
「突然のご連絡失礼いたします。当方は、3月28日(土)に大阪にて行われるコンサート「BACK TO NEON GENESIS」の宣伝窓口でございます──」。『BACK TO NEON GENESIS』ってエヴァンゲリオンの映像+生演奏シネマティックコンサートやがな……!
なお、本記事にはライブ演出に言及する部分がございます。そのため、コンサートのネタバレを避けたい方はご注意ください。
・一旦ビビる
本当に突然のご連絡にブルった。なにせこちとらテレビシリーズ放送時には13歳で終了後に14歳になり、1997年の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』に合わせた深夜再放送時はまさしく14歳だったリアルタイム世代である。
もちろん、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』でも記事を何本書いたか分からないくらい熱狂していた。大した情報や深い考察もなくただ好きだから書いただけのコラムも多い。まさか、そのエヴァ公式から怒られる以外の問い合わせが来ることがあるなんて。
・落ち着いて読んでみよう
いや、落ち着け。よく見たら宣伝窓口って書いてるじゃないか。なんかボヤかしてるな、これひょっとして新手の詐欺か? そこで続きを読んでみたところ……
「本コンサートの指揮をつとめる鷺巣詩郎先生より中澤さんに本コンサートの取材をお願いしたいとの事をご相談預かりましてフォームへご連絡させていただいております。本当に突然のことと思われますでしょうが、鷺巣先生が中澤さんのご執筆記事にご注目されており、たってのご希望ということでした。(中略)
本件につきましては、お電話いただいても問題ありません。ぜひご確認くださいませ。よろしくお願い致します」(※メール本文は送信元の許諾を得て掲載しております)
──詐欺どころか、鷺巣詩郎先生で笑った。いや、笑えない。エヴァ作曲家が私の記事を読んでるってマ? 半信半疑だが、これ逃げちゃダメなヤツか?
