「食事も見直したし、夜の過ごし方も変えた。それでも思ったほど変化が出なくて…」と話すのは、都内で働く会社員のAさん(41歳)。デスクワーク中心の生活で、運動不足は自覚していたものの、「忙しくて時間が取れない」と後回しにしていたといいます。そんな中で見直したのが、“動かない時間”でした。特別な運動を始めたわけではなく、日常の中で体を動かすことを少し意識しただけ。それなのに、体の軽さや見た目に変化が出てきたといいます。
“運動不足”より深刻だったのは“動かなさ”
Aさんがまず気づいたのは、「思っている以上に動いていない」という現実でした。仕事中はほとんど座りっぱなしで、移動も最小限。帰宅後もそのままリラックスして過ごすことが多く、一日の大半を同じ姿勢で過ごしていたといいます。
こうした状態が続くと、血流や代謝が滞りやすくなり、むくみや体の重さにつながることも。Aさん自身も「夕方になると脚が重くなるのが当たり前でした」と振り返ります。
“こまめに動く”だけで体が変わり始めた
そこでAさんが取り入れたのが、「1時間に1回、少し体を動かす」というシンプルな習慣。「大げさな運動ではなく、軽く立ち上がったり、体を伸ばしたり、座ったまま脚を動かすだけです」と話します。

▲デスクワーク中は座ったまま脚を軽く浮かせ、つま先をゆっくり動かしていたというAさん。無理なく下半身に刺激を入れていたそう
最初は変化を感じにくかったものの、続けるうちに夕方のだるさが軽減され、体全体が軽く感じられるように。小さな動きでも積み重ねることで、体に変化が出ることを実感したそうです。
