|“熱海の海” がテーマの宝楽盛り
穏やかに波立つ熱海の海を思わせる木彫りのトレーを、八寸やお造りを乗せた錫の船が横切る「宝楽盛り」の華やかさ。相模湾を軽やかに疾走する優雅な帆船をイメージしています。

▲熱海の海を演出する「宝楽盛り」
彩りも美しい5品が並ぶ八寸。「山くらげ胡麻よごし」はコリコリとした食感と梅肉でさっぱりした味わいは、お酒のアテにぴったりです。「胡麻豆腐香煎揚げ」はふわっと柔らかな胡麻豆腐で、表面にサクサクと歯応えのいい海老の風味の衣をまう春を感じる一品。彩りのいい利休南瓜や人参松風、合鴨ロースも並びます。

▲味の違いを楽しめる八寸
この日のお造りは右から鯵、金目鯛、ボタン海老。淡泊な味の金目鯛とボタン海老には、かつおぶし、梅干し、日本酒などを煮詰めた「入り酒」を付けて素材の味を楽しみました。酢の物の「イカの海苔酢和え」は、モチっとしたイカの食感にほんのり酸味が効いていてお酒が進む一品です。

▲「お造り」と「イカの海苔酢和え」
|揚げ物と蓋物では野菜の味を満喫
宝楽盛りの後は揚げ物と蓋物が続きます。野菜の天婦羅はシンプルに、蓋物は出汁とともに味わえますが、どちらも野菜の味をダイレクトに感じられる味付けです。
揚げ物には抹茶塩を用意。桜の開花に合わせていただくことが多いタラの芽は、朗らかな苦味が春の訪れを告げる味。スナップエンドウはサクサクと歯応えがよく、とてもジューシー。大きな大黒しめじは濃厚な旨味が口の中に広がりました。

▲「野菜天婦羅取り合わせ」
モチ米で穴子や干しシイタケ、枝豆を包んだ「宝きび餅」。モッチリとしたきび餅を出汁の効いたトロトロの餡に絡めながらいただきました。しいたけの旨味や枝豆の食感、わずかに添えたわさびの風味が口の中で入れ替わる多彩な味を楽しめます。

▲様々な風味が楽しい「宝きび餅」
