●液晶画面搭載モデルが多い 値上がり抑える取り組みも
野口 また、近年の半導体の価格高騰を受け、機能をそぎ落としながら価格を維持している動きがあります。
──例えば、どんな機能が削られているんですか。
野口 SDカードスロットや、複数枚の印刷に便利なADF(自動原稿送り装置)が省かれています。逆に、省略傾向だったものが改めて主流になっている例もあります。
──それはどんな機能でしょうか。
野口 液晶画面ですね。スマートフォンとの連携などもあるので、画面はやはりあったほうが便利ですから。
●何が売れている?売り場担当者が選ぶ人気モデル3選
──人気モデルについて教えてください。
野口 わかりました!人気の製品はやはり価格帯が安いものが多くなっています。
エプソン「EW-M757TW/TB/TP」
野口 ボトル注入式を採用し、低コストを実現した「EW-M757TW/TB/TP」が人気です。カラーはブラックやホワイトはおなじみかもしれませんが、珍しくアースカラーの「ピスタチオグリーン」も用意しています。
ブラザー「DCP-J529N」
野口 ブラザー「DCP-J529N」も売れています。カートリッジ方式ですが、タッチパネル液晶や無線LANといった機能を備えたモデルになります。ADF機能のある「DCP-J929N」もラインアップしていますが、やはり安いということでADF機能を省いた「DCP-J529N」をよくご購入いただいています。
キヤノン「PIXUS XK140・XK510」
野口 PIXUSシリーズも人気です。いずれもカートリッジ式なんですが、XK140が5色インク、XK510が6色インクになっています。実は、ボトル注入式よりも、カートリッジ式のほうが画質が良いと言われることもあるんです。XK140はオールラウンドモデルですが、XK510は高画質印刷に秀でています。写真などを印刷される方にもおすすめです。

