萌々をイライラさせていた時期があった
——結婚を意識したのは?
安場 僕としては、結婚する気がないのなら最初から付き合ったらあかん、と思ってたんです。年齢が8歳も下で同業やのに「なんか彼女ほしいから付き合う」って、それこそキモいなと。振り返ってみれば、付き合うとなった時点で「この子と結婚できたらいいな」と感じてたんやと思います。
萌々 えぐっ!(嬉)
安場 でも付き合ってから、なかなか“結婚”の話がでけへんかって。絶対、イライラさせてる時期があったと思います。

——あったんですか?
萌々 付き合い始めてしばらく経ったころに、お互い家の契約更新のタイミングが近かったから同棲を始めたんですけど、そのときですかね。
安場さんはすげー責任感が強くて“漢(おとこ)”な人なんで、「養ってあげたい」とか思うところがあって。でも私は養ってほしいなんて言ってないやろ? と。毎月の家計簿を出して、生活費はこれくらいやから2人の収入を合わせたら暮らせるし、遊べるお金だってあるから十分結婚できる。「何に躊躇してるのか、もう1回考え直して」って言ったことはありました。
結婚に踏み切れない安場が泣いた夜
——萌々さんから結婚観のすり合わせを。
萌々 「大丈夫やで!」というのは伝えましたね。そんな心配せんといてぇな。私も働くに決まってるし、家でじっとしてるタイプの女じゃないから、一緒にやっていこうよって。
安場 正直に言うと、結婚に踏み切れなかったのは、男として「婚約指輪をあげたい」というのがあったんですよ。ただ、お金がなかなか貯まらなくて。
「そんなんいらん!」って言われてたんですけど、そこはオレのやりたいこととしてやらせてほしいから、「待ってな」と言い続けてたら、「いつまで待たすねん!」と。でも、「指輪を渡したいから待って」て言うの、恥ずいじゃないですか。だから黙ってたんですけど、それで余計ムカついたんやと思います。
萌々 いま思えば、私のほうが全然ヤバいです。それを聞いたとき、「いらんねんけど。なにその自己満!」って怒って。でもこれ(指輪)、買ってもらいました!
安場 最終的には、ね。なんばで飲んで一緒に帰ってるとき、萌々のその怒りのスイッチが急にパチッと入ったことがあって……それで僕、なんばのド真ん中で泣きました。
萌々 (笑)。あった! 「なに泣いてんの? 泣きたいのはこっちや!」って。
安場 そのときは、ただただ悲しくて。「むずっ」って思いました……。
