3. 釣吉
五所川原に素晴らしい居酒屋がある。目的地は、JR五所川原駅から歩いて10分ほどの場所にある居酒屋。青森県最強レベルの居酒屋「釣吉」(青森県五所川原市寺町71)。店内に入り、メニューを見る。すさまじく達筆なメニューの文字だ。料理に対するこだわりを文字から感じる。
まずは。名物ともいえる刺身を注文。ほとんどのお客さんが刺身を注文するようで、店員さんのほうから「刺身?」と聞いてきた。よほど刺身に自信があるのだなと思ったら、あまりにも贅沢すぎる新鮮刺身のデカ盛りが目の前にやってきた。刺身がデカ盛りすぎるし豪華すぎる。にもかかわらず、刺身1人前500円、刺し盛り3~4人前2000円という格安な価格設定。
どの魚介類も新鮮そのもの。ちょっとコスパ良すぎる。いや、コスパどころの話じゃあない。この刺身のクオリティと量と価格を考えれば、奉仕。完全に奉仕ともいえる状態に、完全に魅了された。
ちなみにお通しはつぶ貝だ。これがもう最高オブ最高なのである。つぶ貝が、お通しのレベルを超越した最高っぷり。「お通しだからテキトーに作った品」とかじゃあない。しっかりと煮汁がしみ込んだ、旨味濃度高めの一品。お通しレベルの味じゃあない。それをビールとともに食べる。最高ではないか。
4. 日本キャニオン
グランドキャニオンといえば世界遺産に登録されたグランドキャニオン国立公園の峡谷だ。その壮大な風景を見た者は人類のちっぽけさを実感すると言われているが、日本にも「日本キャニオン」と呼ばれているU字谷大断崖が存在することはあまり知られていない。
日本キャニオンは青森県西津軽郡の深浦町にあり、地域住民には景勝地として知られている。複数の湖が点在する十二湖の近くにあり、地理的に白神山地付近に属しているともいえるが、白神山地世界遺産地域には入っておらず、認知度が低いのはその影響もあると思われる。
この日本キャニオンを訪れる人のほとんどが展望台から眺めるだけだが、けもの道を30分ほど進むと日本キャニオンの谷底へと行くことができる。しかしながら、白神山地には多くの熊が生息しているため、単独で谷底へと向かう行為は危険であり推奨できない。特に3~4月はクマが冬眠から覚めるため危険との声もある。
日本キャニオンは真っ白な断崖が印象的で、200万年以上前に火山から噴出した凝灰岩によって形成されている。凝灰岩は極めてもろく、日本キャニオンでは常に断崖が崩れ続けており、音を立てて小石や岩が落ち続けている。細かい粒子となって降り注いて周囲の空間を真っ白にし、ホワイトアウト状態にすることもあるので非常に危険だ。凝灰岩が目や喉などに付着するとダメージがあるので注意が必要だ。
