タモンズは「いまがいちばん面白い」
――そういう解散危機も経て、いまの自分たちの漫才の魅力はどこだと思いますか?
安部 ビジュですかね。
大波 ビジュではないですね(笑)。最近、勝手にビジュを頑張られてますけど、そこは個人的にやっていただいて。
安部 型がないことですかね。ネタごとに全部違う。だから60分やっても飽きないと思うんですよ。THE SECONDも、決勝まで行ったら3本ネタをやるじゃないですか。僕らはそれぞれ全然違うタモンズを見せられるので、そこは有利に働くと思いますね。
大波 ボケとツッコミもそこまで意識してなくて、どっちからでもシュート打てる、みたいなところは武器かもしれないですね。で、この20年間では、いまがいちばん面白いと思います。
運がよかったんですね。マヂカルラブリーや、すゑひろがりず、GAGとか、大宮の界隈の人がお客さんをみんな連れてきてくれて、いっぱい出番はあったんですよ。飛躍的に経験値を積んでるんで、いまがいちばんいいと思います。
――安部さんも、いまがいちばん面白いと思いますか?
安部 そうですね。よく僕らは「歳とったほうが味が出る」と言われてたんで、年齢的にもええ具合になった気はします。

『20』のためにTHE SECONDを戦う
――最後に、5月16日の『THE SECONDグランプリファイナル』への意気込みをお願いします。
大波 優勝したら最後にマイクを向けてもらえるじゃないですか。やっぱりこのときに『20』の告知を入れたいですよね。「20周年単独ライブ『20』、銀座ブロッサムでお待ちしてます!」と。
安部 ネタで言うてまえ。
大波 (笑)。優勝したら記者会見もあるじゃないですか。
安部 もうTHE SECONDの2の横にゼロを勝手に書いて『20』にしちゃおうかな 。
大波 そこまですると出禁なんで(笑)。とにかく言えるチャンスを増やしたいんですよ。1回戦で負けちゃったら、(司会の)東野(幸治)さんとの絡みで言うチャンスが1回しかないで。
――1回は確実に言えるんですね(笑)。
大波 1回は確定してます(笑)。でも3回やれたら3回チャンスがあるし、優勝したらさらに記者会見までつくんで、これはもう優勝したいですよ。優勝したら手売りが、楽になるで。チャンピオンが手売りするなんて前代未聞ですから。

安部 あと2年前にTHE SECONDのベスト4までいったときに、けっこう僕が香取慎吾さんに似てるって話題になったんですよ。
大波 またビジュかい。
安部 今年は、より香取慎吾感を出そうって10キロぐらい痩せてるんです。だから今年は前よりもそのブームが大きくなると思うんで、香取慎吾さんのファンの方も取り込めると思うんですよ。
大波 取り込めへんよ。香取慎吾さんに会えると思って『20』に来てくれるってこと?
安部 それ私、ちょっと狙ってます。
大波 (笑)。でも、『20』がなかったら、本当に(予選の)ノックアウトステージでも、モンスターエンジンとレイザーラモンに勝ててなかったかもしれない。すべては『20』のために。我々は『20』のために優勝しますよ。