【6位】 トウカイテイオー(1991年)
「皇帝の息子」は、骨折しながらダービーを勝っていた
競走成績:12戦9勝 主なG1:皐月賞・日本ダービー・ジャパンC・有馬記念 父:シンボリルドルフ 騎手:安田隆行
大外20番枠から発走し、直線で鞍上がようやく追い出しを開始したのは残り300メートル。それでも2着に3馬身差をつける完勝。皐月賞・ダービーを無敗で制し、父シンボリルドルフに続く「無敗の親子二代ダービー制覇」という前人未到の記録を打ち立てた。
ところが後に明らかになったのは衝撃の事実。ダービーのレース中にすでに骨折が生じており、その状態での完勝だったのだ。骨折4度という苦難の現役生活で、奇跡の有馬記念制覇という「不死鳥伝説」を刻んだトウカイテイオー。ダービーはその伝説の序章に過ぎなかった。骨折しながら3馬身差で完勝するとは、どれほどの能力の持ち主だったのか。この事実を知ると、ダービー当日の映像がまったく違って見えてくる。
なんと10位から8位までのダービー馬に騎乗していたのは、日本ダービーを史上最多となる6勝を記録した競馬界のレジェンドである武豊だ。まさに「ダービー男」といっても過言ではないだろう。
【伝説の最強ダービー馬・後編】へ続く
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