挫折を糧に新天地・愛知へ。「不完全燃焼」が扉を開いた
中学卒業後、愛知の中京大中京高校へ進学されました。大きな決断だったのでは?
中学3年生の全国大会で、ゴール直前で躓いて決勝を逃してしまったんです。その「不完全燃焼」な想いが強くて、もっと厳しい環境で高みを目指したいと考えました。母の出身地である愛知ならサポートも受けられるということで、母と一緒に移住することを決めました。
中学・高校と拠点を移してきましたが、大学では新天地となる兵庫へ。この環境を選んだ決め手は何だったのでしょうか?
自分が成長し続けられる場所を探し求めていた時、甲南大学の先輩方の姿が目に留まりました。当時在籍していた井戸(アビゲイル風果)さん、青山(華依)さん、岡根(和奏)さん、奥野(由萌)さんは、すでに全国トップクラスでありながら、さらに自己記録を更新し続けていたんです。その姿を見て、「高いレベルにいてもなお、伸びしろがある場所なんだ」と確信できたことが一番の理由です。
「柔軟さ」を武器に心を整え、大好きな世界観をモチベーションに変える
試合前の食事などで、大切にしている習慣はありますか?
「これじゃないと」という勝負飯などは、あえて作らないようにしています。どんな環境でも柔軟にいられるようにしておきたいんです。その代わり、日々の食事では基本的なバランスを大切に、炭水化物もしっかり摂って「絶対的な食事量を減らさないこと」を心がけています。
競技場に必ず持っていく、お気に入りのアイテムはありますか?
カプセルトイで見つけた「ちいかわ」のうさぎのポーチです。仲間内で流行っていて、大好きなキャラクターを見るだけで心が和みます。中には日焼け止めやクシを入れて、いつも大切に持ち歩いています。
オフの日の、切り替え方法についても教えてください。
アニメや漫画の世界に浸るのが大好きです。どっぷりとその世界観に入り込むことで、陸上のことを一度忘れてリフレッシュできる大切な時間です。あとはパン屋さんが多い神戸の街も気に入っています。特に「イスズベーカリー」のあんバターパンは、自分へのご褒美としてよく食べています。

