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理系の未来をもっと身近に 山田進太郎D&I財団のGirls Meet STEM春ツアー

花王や日立、JR西日本も参加 “社会を支える理系”に触れる体験も

今回の「Girls Meet STEM」では、ITやメディア業界だけでなく、メーカーやインフラ分野の企業も参加していました。

花王では、「花王エコラボミュージアム」を見学しながら、製品づくりに活用されているエコ技術を体験形式で学べる機会を実施。毎日の暮らしの中にある日用品も、研究や環境技術によって支えられていることを感じられる内容になっていました。

また、研究員との交流会では、文理選択や研究の進め方についての質問も多く寄せられたそうです。

三菱マテリアルでは、「お宝がなくなった」というストーリー仕立ての謎解きワークショップを開催。楽しみながら事業内容を学べる工夫がされており、“理系を学ぶ”というより、“自然と興味を持てる”ような時間になっていたことが伝わってきます。

さらに、理系出身の女性社員との座談会では、仕事のやりがいや進路についてリアルな話も交わされました。

日立製作所では、卓上型電子顕微鏡を使ったタンポポの花粉観察を体験。さらに、ハスの葉の構造をヒントにした撥水素材の開発事例なども紹介され、自然の仕組みを技術へ応用する考え方について学ぶ機会も設けられました。

また、AIや鉄道、原子力など幅広い分野で活躍する女性社員との交流も行われ、技術が社会でどう役立っているのかを知る時間にもなっていたようです。

JR西日本では、うめきた地下駅や周辺のまちづくりについて学べるツアーを開催。普段は見ることのできない設備や止水鉄扉の見学も行われ、鉄道インフラの裏側に触れられる内容になっていました。

毎日使っている駅や電車も、多くの技術や安全対策によって支えられていることを実感できる機会だったのではないでしょうか。

“理系の仕事”というと、研究室の中だけをイメージする人もいるかもしれません。

しかし今回のツアーでは、暮らし、環境、交通、ものづくりなど、社会のあらゆる場所で理系の力が活かされていることが伝わってきました。

女性社員との交流が“未来の選択肢”を広げるきっかけに

今回のGirls Meet STEMで特に印象的なのが、企業見学だけで終わらず、実際に働く女性社員や研究者との交流の時間が数多く設けられていたことです。

東京地下鉄では、土木や建築など異なる部署で働く女性社員によるパネルディスカッションを実施。「周りは気にせず好きなことを選んでいい」「いろいろなものを見て体験してほしい」といった言葉が参加者へ送られました。

また、ニデックでは、望遠鏡づくりのワークショップに加え、理系女性社員との座談会も開催。「なぜ理系を選んだのか」「大学生活はどんな感じだったのか」など、中高生にとって気になるテーマについて、リラックスした雰囲気の中で会話が行われたそうです。

理系という進路に興味があっても、「自分に向いているのかわからない」と不安を感じる人は少なくありません。

だからこそ、“実際にその道を歩いている人”の言葉に触れられることは、とても大きな意味があるように感じます。

参加者からも、「再生医療について詳しく知ることができて将来に影響を与えるほど興味を持てた」「将来こんな車に乗ってみたいと思った」といった声が寄せられていました。

何か特別な才能がある人だけではなく、“まず知ること”から未来の選択肢は広がっていく――。

Girls Meet STEMは、そんなきっかけをつくる取り組みなのかもしれません。

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