シャツとジーンズという普遍的な組み合わせは王道だが、その着こなしは千差万別。ちょっとした違いが、見慣れた装いに新しい空気を吹き込む。まずは2ndが太鼓判を押す洒落者たちのスナップから、定番を自分らしく着こなすヒントを探っていこう。
上品さと気負いのなさが交差するフレンチスタイル|トゥモローランド/バイヤー 川辺圭一郎さん

「『アン ヴラック パリ』は『エルメス』でテキスタイルやアクセサリーのデザインに20年ほども携わったマリーナ・ナレ・バラベスが『自分の描いたオブジェを好きな服に載せてみたらどうだろう』と考えて始めたブランド。今作はブルーのストライプが入った『ランバン』のヴィンテージシャツにマッチボックスのシルクスクリーンプリントが手刷りで入っています。太いシルエットで〝スラックス見え〟する濃紺デニムのパンツもパリを拠点とするブランドから届いたものです。シャツをタックインしながらボタンを4つ開放し、白Tシャツをのぞかせることで春らしい抜け感を演出してみました。白と青をカラーリングの基調としながら、足下の赤いスウェードでエスプリを効かせたのもポイントです」
シャツ6万8200円/アン ヴラック パリ(スーパー エー マーケット 青山 TEL03-3423-8428)、デニムパンツ7万9200円/エーディーエヌ パリ(トゥモローランド 丸の内店 TEL03-5220-2391)、Tシャツ/ヘインズ、靴/J.M.ウエストン、サングラス/フレンチヴィンテージ(すべて本人私物)
いま着たいものを重ねながら正統を少しだけひねる|J.PRESS & SON’S 青山/ショップディレクター 黒野智也さん

「2000年代初頭のアメリカ企画の『J.プレス』のBDシャツに、『リーバイス』の[684]を合わせました。フレアのデニムは他にもいくつか持っているのですが、いまは[684]の形が気分です。あとは個人的にギンガムチェックのシャツも気になっていて、いま着たいもの同士を合わせた感じですね。ただ、直球のコーディネイトよりも、少しクセやひねりのある着こなしの方が好みなので、自然と選ぶアイテムも個性的なものが多くなります。その分スタイリングもややクセが強くなりますが、そこは気分次第で楽しんでいます。いまはウエスタンなどトラディショナルなアイテムにも惹かれていて、どう組み合わせるかを考えるのが楽しいですね」
シャツ/J.プレス、パンツ/リーバイス、シューズ/ユケテン、ベルト/エースウェスタンベルツ×マクシズ(すべて本人私物)