国内組唯一のフィールドプレーヤー
森保監督は選出理由をこう語った。
「まずコンディションを見て、インテンシティ高くプレーできることを確認した。5大会連続で過去4大会の成果も課題もすべて知っている。プレーヤーとしても見せられるし、コミュニケーションでもチーム全体に影響力を与えられる」
温情でも功労賞でもなく、「勝つための26人」の中に長友の名を入れた判断だ。
「感謝1000パーセント」の涙の裏側――走馬灯のように浮かんだ顔たち
5月17日、都内で開かれた代表選出記者会見。長友は涙の理由をこう明かした。
「感謝100%ですね、本当に。苦しい中でも、家族もそうだし、いろんな人に支えられてここまで来ました。最後の2カ月は怪我もして、焦りや不安もありながらのギリギリの戦いをしていた。その中でも支えてくれたたくさんの人たちがいる。その人たちの顔が走馬灯のように出てきて、感極まってしまいました」
メンバー発表の生中継では、自分の名前が呼ばれた瞬間は表情を変えなかった。涙がこぼれたのは田中碧の名前が読み上げられたタイミングだったとされる。イタリア時代の元チームメイトから連絡が届くほど「世界中に反響があった」と長友自身が驚くほど、この選出は世界でも注目を集めた。
