つかまるようになったらヘッドを右に真っすぐ振り出す!

トップがコンパクトになって芯に当たるようになると、つかまりすぎて左に飛ぶ球が出るようになるはずです。これはスイングが成長した証なので次のステップに進みましょう。つかまった球は飛ぶのでフックを完全に防ぐ必要はありません。これまではカット軌道で左に打ち出しスライスしていたスイングを、アウトサイドへ振り出し、右へ打ち出すようにする。
フェースを返さずに振り出すのがポイントで、右方向に真っすぐ打ち出すイメージで飛ばしてください。つかまりがほどよくなって、フェアウェイのセンターをとらえるドローで飛ばせるようになりますよ。

スタンスは右に向けてしまうとつかまりすぎてしまうので、目標に対してスクエアに構える。ヘッドをアウトへ振り出し、スタンス向きより右に打ち出す

クラブをヨコではなくタテに振り抜くのもポイント。つかまりすぎを防ぎながらアッパーブローで打てるのでハイドローが打てる

稲見萌寧
●いなみ・もね/1999年生まれ、東京都出身。166cm。19年のセンチュリー21レディスで初優勝。20年はスタンレーレディスでツアー2勝目をあげた。都築電気所属。
タオル素振りでで下半身の最大パワーを引き出す

音を鳴らすのはインパクト直後!
実際のドライバーショットもこのタイミングで振るとヘッドが走って飛ぶ
自宅や遠征先のホテルでもやっているのが、タオルを使った練習です。タオルの先端を結んで、それを思い切り振って「ビューン」と音が鳴る素振りをします。フォローでタオルを伸ばすように振りますが、上半身の力を抜いて下半身のパワーを使って振るのがポイントです。初級者は手打ちの人が多いですが、この練習を繰り返すことで腕と体が同調しつつ下半身を使う感覚をマスターできます。
しっかり右手を返してインパクト

ダウンスイングで手首のリリースが早いと、インパクト前にタオルが垂れてしまう(×)。インパクトに向けて右手を返していくと、タオルが一直線に伸びて音が鳴る(〇)

山村彩恵
●やまむら・さえ/1992年生まれ、福岡県出身。155cm。12年のプロテストに合格。20年は主にステップアップツアーに出場。サマンサタバサ所属。
