グループリーグ初戦から秒読み? メッシが「神様マラドーナ」を超える日
メッシに関しては、グループリーグの段階から秒読みで達成されそうな記録がほかにもある。それがクローゼの持つ通算最多勝利数「17勝」の更新だ。
メッシは現在16勝を挙げており、あと2勝すれば単独1位に躍り出る。アルゼンチンのグループリーグ初戦の相手はアルジェリア、次いでオーストリア、ヨルダンと続く。戦力バランスを考慮すれば、グループステージ突破が決まる頃には、早くも歴史が塗り替えられている可能性が極めて高い。
同時に、メッシはアシスト数でも現在8回を記録しており、あのディエゴ・マラドーナと並んで歴代最多タイに位置している。あと1つのラストパスが通った瞬間、数字の上でも完全に偉大な先達を超えることになる。
27歳で伝説に並ぶか——エムバペが狙う「3大会連続決勝」という衝撃
視点をフランスの怪物へと戻すと、エムバペにはもう一つ、現代フットボールの常識を覆す記録がかかっている。
2018年ロシア大会での優勝、2022年カタール大会での準優勝を経て、もし今大会でもフランスを決勝の舞台へと導くことができれば、ブラジルの伝説的右サイドバックであるカフー以来、史上2人目となる「3大会連続決勝出場」を果たす。
カフーがその記録を達成したのは1994年から2002年にかけての8年間だったが、エムバペはまだ27歳という若さだ。全盛期の真っ只中でこの偉業に挑む男の足跡は、そのまま近代サッカーの新たな王座の歴史となる。
