20年間破られない鉄壁の壁——ノイアーとクルトワ、守護神たちの静かな戦い
最後に、派手なストライカーたちの競演の陰で、守護神たちもまた静かに歴史を動かそうとしている。
ワールドカップにおけるクリーンシート、すなわち無失点試合の最多記録は、イングランドのピーター・シルトンとフランスのファビアン・バルテズが持つ「10試合」だ。この鉄壁の記録に迫るのが、ドイツのマヌエル・ノイアーとベルギーのティボー・クルトワで、ともに現在は7試合の無失点記録を持っている。
あと3試合をシャットアウトすればタイ記録、4試合目で世界新記録だ。特にベルギーのグループリーグはエジプト、イラン、ニュージーランドとの対戦が決まっており、ディフェンス陣の硬さを誇るチームスタイルからも、クルトワの記録達成への条件は十分に整っていると言える。
単なる「優勝国当て」ではない——歴史の証人として2026年W杯を迎えよう
単に「どの国が優勝するか」を予想するだけでは、104試合という壮大なスケールの半分も楽しんだことにはならない。ピッチの上で生まれるゴール、アシスト、そしてクリーンシートの一つひとつが、20年、30年と破られなかった歴史の壁を穿つ一本になる。
その要素を頭の片隅に置いてキックオフの瞬間を迎えるだけで、2026年夏のフットボール観戦がもっと面白くなるはずだ
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