若手声優の仕事が奪われる懸念は──
生成AIを巡っては、「若手声優の仕事が奪われるのではないか」という懸念も聞かれます。声優事務所の代表として若手の育成にも携わる浪川さんは、電子書籍が普及しても紙の本が残り、ネットニュースが広がっても紙媒体が存在していることを例に「人間がやるコンテンツはなくならないと思っています」と話します。
「POLYPHONY」に参加している声優は、現時点では浪川さん一人。ステイラックの所属声優に参加を強制する考えはなく、サービスの内容や世間の反応を見た上で、それぞれが判断すべきだといいます。
さらにステイラックの所属声優以外にも同サービスに興味がある声優がいれば協力は惜しまない考えも示しました。
「これは僕の声です。僕がちゃんと監修して、認めたものです」そういえることが大切だと話す浪川さん。「POLYPHONY」は、人間の仕事をAIに置き換える取り組みではなく、人間がAIを管理しながら、新しい表現や仕事を生み出すための第一歩となりそうです。
(Kikka)

