■卵 コスパ最強と称される完全栄養食品
価格高騰が話題だが、卵は栄養面で"コスパ最強"と言われる食材の代表格。良質なたんぱく質をはじめビタミンB群や鉄分も豊富で、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素をほぼ網羅し「完全栄養食品」とも称される。厚労省は2015年にコレステロール摂取の上限値を撤廃したが、持病のある人は1日200ミリグラム未満を目安にしたい。
■長芋 ネバネバ食材で夏でも食べやすい滋養食
ネバネバ食材の代表格である長芋は、夏でも食べやすい滋養食として古くから親しまれてきた。消化を助ける酵素や食物繊維を含み、食欲が落ちやすい時期でも比較的食べやすいのが特徴だ。とろろご飯や冷たいそばと合わせればさっぱりとした口当たりで箸が進みやすく、すりおろすだけの手軽さも人気の理由だ。
■ニラ 香りで食欲を増進させるスタミナの名脇役
スタミナ料理に欠かせない名脇役として知られるニラ。独特の香り成分には食欲を増進させる働きがあるとされ、豚肉やレバーと組み合わせることで栄養バランスの良い一品に仕上がる。ビタミンA・Cも含まれ、夏場の栄養補給を後押しする食材だ。レバニラ炒めや餃子のほか、卵とじやスープに加えても美味しく食べられる。
■にんにく 香味と栄養を兼ね備えた万能スタミナ食材
焼き肉や餃子でおなじみのにんにくは、香味だけでなく栄養面でも注目されている食材だ。独特の香り成分には食欲を増進させる作用があるとされ、暑さで食が細くなりがちな夏場のメニューにも活用しやすい。肉や魚と組み合わせれば満足感のある一品に仕上がる。生は刺激が強いため、加熱して使うのが一般的だ。
■実は危険!? 夏バテを招きやすい3つの食習慣
「しっかり食べているつもりなのに体調が優れない」。そんな人は次の習慣に心当たりがないだろうか。
●そうめん・冷やし中華だけで済ませる
夏の定番メニューだが、炭水化物中心になりやすい。卵や肉、魚、野菜などを組み合わせて栄養バランスを意識したい。
●冷たい飲み物の取り過ぎ
暑い日はつい冷たい飲み物に手が伸びるが、飲み過ぎは胃腸への負担につながることもある。
●ジャンクフード中心の食生活
脂質や塩分の摂り過ぎは栄養バランスを崩す原因になりやすい。手軽な食事が続く時こそ、たんぱく質や野菜を意識して摂りたい。
■夏を元気に乗り切る人が実践している食事のコツ
夏バテ対策の基本は、特別な健康食品ではなく毎日の食事にある。
朝食を抜かず、1日3食を基本にすること。食べ過ぎや深夜の食事を避けること。そして、肉・魚・卵・野菜を偏りなく摂ることが大切だ。
今年も厳しい猛暑が予想される。うなぎだけに頼らず、さまざまな食材を上手に取り入れて夏を乗り切っていただきたい。
※栄養素に関する記述は文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」および厚生労働省公表資料などを参考に作成。
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