外は真夏日なのに、冷房の効いた店内に入った途端、体が芯から冷えていく。朝晩の気温差がある日は、何枚服を重ねても、しっくりくる格好が見つからない。そんな「暑さや寒さについていけない」感覚、増えていませんか?40代以降になると、周りは平気そうなのに自分だけ「暑すぎる」「寒すぎる」と感じる場面も少なくないでしょう。
これは単なる暑がり・寒がりの問題ではなく、体温を一定に保とうとする体の仕組みが関係しているケースも少なくありません。今回は、40代・50代が知っておきたい「暑さ・寒さの感じ方が変わる」理由について紹介します。
体温調節の仕組みが乱れているのかも
私たちの体は、暑い時には熱を逃がし、寒い時には熱を溜め込むことで、体温をできるだけ一定に保っています。このとき働いているのが自律神経。皮膚の血管を広げたり縮めたりしながら、熱の放出と保持を細かく調整するのです。ただ、この調整が追いつかなくなると、同じ部屋にいても「自分だけ暑い」「自分だけ寒い」と感じることになります。「単に体質が変わっただけ」と片づけず、体が気温に適応する仕組みそのものが変わってきたのかもしれません。
気温差の多い生活も原因のひとつ
40代以降は、加齢による体の変化に加え、睡眠不足やストレス、不規則な生活が重なることで、自律神経のバランスを崩しやすくなります。女性の場合、更年期の時期と重なっていることも珍しくありません。さらに、屋外と冷暖房の効いた室内を何度も行き来する生活では、体はそのたびに気温差へ対応しなければならず、結果として暑さ・寒さを感じやすくなることもあります。原因をひとつに絞り込もうとせず、生活リズムや過ごしている環境を、一度振り返ってみることも大切です。
