・独特な空気に飲まれる
店内へ入ると、まず飲み物の注文を聞かれる。
ちなみに店員さんがこちらへ注文を取りに来てくれるのは、このタイミングだけ。追加注文は、自分から声を掛けるスタイルだ。
今回は
・ビール小(税込500円)
・もつ煮(税込250円)
・タン・生・お酢(税込250円)
を注文した。
店内は昔ながらの大衆酒場そのもの。年季の入ったカウンター、焼き場から立ちのぼる煙、威勢よく飛び交う店員さんの声。
一方で、お客さんは驚くほど静かだ。談笑している人はほとんどおらず、皆ひたすら酒ともつに集中している。
初めは友人と「料理シェアしようか」なんて話していたのだが、そんな空気ではない。自然と全員、自分の皿と酒だけに向き合うことになった。これも宇ち多゛の文化なのだろう。
・とにかくもつがうまい
まずは名物の「もつ煮」。
見た目は素朴だが、一口食べると印象が変わる。
味噌の甘さでごまかすタイプではなく、もつの旨味をしっかり味わえる昔ながらの味付け。朝からでも不思議と箸が止まらない。
続いて「タン・生・お酢」。
コリッとした歯応えが心地よく、お酢でさっぱり食べられる。
「生」と聞くとクセがありそうなイメージだったが、臭みはほとんど感じない。人気なのも納得だ。
すると途中、近くのお客さんが小声で
「カシラ、早く頼まないと無くなっちゃうよ」と教えてくれた。なんて優しい人なんだ。
慌てて「カシラ・塩・わか焼き(税込250円)」を注文。
これが個人的にこの日ナンバーワンだった。わか焼きのおかげで驚くほど柔らかく、噛むほど肉の旨味が広がる。人気なのも納得である。
さらに「シロ・タレ・よく焼き(税込250円)」も追加。
表面は香ばしく、中はしっかり弾力があり、甘辛いタレが実によく合う。
朝からもつばかり食べているとさすがに重くなってきたので、「お新香(税込250円)」も追加。これが大正解。
口の中をさっぱりリセットしてくれるため、またもつが食べたくなる。
