日本の産業を支える人材の育成拠点に
工科高校が注目される背景にあるのは、深刻化する理系人材不足だ。経済産業省の予測によれば、2040年には大卒・院卒の理系人材で約124万人、高卒(工業科)人材で約91万人が不足するとされる。
一方で、全国の工業系高校卒業生に対する求人倍率はすでに31.9倍。AIやロボット技術が進化する時代だからこそ、ものづくりや情報、建築、機械といった専門分野を実践的に学べる工科高校の価値が見直されているのだ。理系大学への進学や国家資格の取得にもつながる学びが充実しており、日本の産業を支える人材の育成拠点として再注目されている。
夏休みのひとときに、次世代の技術者の卵たちと直接触れ合いながら「ものづくりの面白さ」を体感できる本イベント。将来を担う人材の裾野を広げるという意味でも、こうした取り組みの意義は小さくないだろう。
