【発酵しょうがレシピ】作り方のコツや効果効能、賞味期限や保存法をチェック

冬にうれしい!発酵しょうがの効果効能




冬にうれしい!発酵しょうがの効果効能

生姜を発酵させることで、ショウガが持つ効果効能をさらにパワーアップ! ここからは、その中でも特に、冬にうれしい健康・美容作用をご紹介します。発酵しょうがは、寒い季節に気を付けたい、冷え、インフルエンザ、花粉症、冬太りなどを軽減してくれることでしょう。

体を芯から温める

生姜独自の辛み成分である「ショウガオール」には、腸周辺の血流を増加させる作用があり、体を内側から温めてくれます。それによって発熱量も高まるため、手足の先まで温かくなり、かつ、その持続効果も確認されています。

感染症を防ぐ

生姜特有の香り成分である「ジンゲロール」と「ジンギベレン」には、ウイルスが細胞に付着して体内に侵入するのを防ぐ効果が期待できます。また、細菌や寄生虫を死滅させる働きもあり、感染症予防に役立つとされています。

アレルギーを改善する

「ジンゲロール」や「ショウガオール」には、炎症を引き起こす物質を抑え、症状を緩和させる働きがあるので、花粉症に悩まされる時期にピッタリ。特に緑茶(煎茶)と一緒に摂るとより効果が期待できます。花粉がピークになる前から摂り始めるのがおすすめです。

過剰な体脂肪を減らす

「ジンゲロール」には脂肪の分解を促進する働きがあり、中性脂肪や悪玉コレステロール、肝臓脂肪を減少させる効能もあるため、冬太り解消にも役立ちます。

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発酵しょうがの健康美容作用




発酵しょうがの健康美容作用

発酵しょうがには、冬にうれしい効果効能以外にも、さまざまな健康美容作用が期待できます。

認知症を予防する

「ショウガオール」には、アルツハイマー型認知症の原因物質のひとつであるアミロイドβの沈着を防ぐ作用が認められています。そのため、認知機能低下の予防や発症を遅らせる働きが期待できます。

糖尿病を予防する

ショウガには、インシュリン値と代謝の改善につながる活性化合物がふくまれています。「ジンゲロール」は、腸での糖の吸収を遅らせ、糖尿病の原因になる血糖値の急上昇を防ぐ効果があるとされています。また、ショウガオールにはインスリンの働きを正常化させる作用が期待できます。

がんを予防する

「ジンゲロール」と「ショウガオール」には、がん細胞の増殖を抑える働きが報告されており、がんの予防効果が期待できます。

高めの血圧を下げる

生姜独自の辛み成分である「シンゲロン」や「ショウガオール」には、血管収縮や血圧上昇の抑制をはじめ、血液サラサラ作用があるのだとか。また、高血圧や動脈硬化などによる心血管病の予防効果も期待できます。

美肌作用がある

「ジンゲロール」と「ショウガオール」には、シミやそばかすの原因になるメラニンの生成を抑える働きがあり、紫外線による皮膚ダメージを緩和し、シワを防ぐ効果も期待できます。