ウィリアム皇太子とキャサリン妃、ペアルックで公務登場!ヘンリー王子の回顧録は完全スルー

ヘンリー王子の回顧録『スペア』が発売されて以来、初めての公務でリバプールを訪れたウィリアム皇太子とキャサリン妃。マスコミからの質問には、口を閉ざした2人だったが、地元の人々からの応援には気さくに答えていた。

ヘンリー王子の回顧録発売以来、初の公務

世界中をにぎわしているヘンリー王子の回顧録『スペア』の発売後、初めてウィリアム皇太子とキャサリン妃が公の場に姿を表した。13日(現地時間)にイギリス・イングランド北西部の王立リバプール大学病院を訪問したウィリアム皇太子夫妻は、集まった記者たちから投げかけられた「ヘンリー王子の本はお読みになりましたか?」といった質問について、明らかに聞こえているにもかかわらず、完全にスルー。まったく反応することなく、マスコミの前を通り過ぎて行った。

もっとも、病院視察後には、2人の姿を一目見ようと集まった地元の人々たちとのコミュニケーションは欠かさない。英『テレグラフ』紙によると「未来の国王を励ますためにここに来た」と語った81歳の女性、シルヴィアさんは、ウィリアム皇太子の手を握り「頑張ってくださいね、ウィル。リバプールの人々はあなたを愛しています」とエールを送った。その言葉を受け、皇太子は「I will(そうします)」と答えたそう。

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ペアルックを指摘されるも、ジョークでかわす

訪問先の病院では、医師や看護師らと気さくに語り合ったウィリアム皇太子夫妻。この日のキャサリン妃は、「ホランド・クーパー」のグリーン系のタータンチェックのコートで登場。そこに元英国首相のデイビィッド・キャメロン氏の妻、サマンサが手がけるブランド「セフィン」のネイビーのニットドレス、さらに「マルベリー」のバッグもコートと同系色のグリーンで統一してシックな装いに。足元は「ジャンヴィト・ロッシ」のパンプスでフェミニンなムードもプラスした。

一方、ウィリアム皇太子は、ネイビーのスーツのアクセントカラーとしてグリーンのニットを合わせたスタイルで登場し、キャサリン妃とお得意のカップルコーディネートを披露。「お2人でおそろいですね!」と看護師に声を掛けられたウィリアム皇太子は「そうなんですよ。今朝、ちょっとバタバタしてしまったもので」とジョークを飛ばし、場を和ませる。

ヘンリー王子の回顧録発売後も、以前と変わりなく粛々と公務を続ける皇太子夫妻。2人のコメントを取ろうとマスコミが詰めかけ、少なからず緊迫した雰囲気もありながら、皇太子夫妻の持ち前のユーモアセンスで乗り切っているようだ。