申告が間違っていた場合の手続き方法


書類に記入する
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間違いに気付いたら、早めに修正する必要があります。特に税金を過少に申告してしまった場合に行う「修正申告」では、申告が漏れていた税額や修正申告までの期間によって延滞税が加算されるため早急に手続きをしましょう。先に税務署から指摘があった場合は、過少申告加算税や、悪質な場合は重加算税が発生するため注意が必要です。

一方、税金を多く申告していた場合は、「更生の請求」という手続きで還付が受けられます。更生の請求は義務ではないため、多忙で手続きの時間が取れない場合や面倒な場合は見送ることもできます。5年前まで遡って手続きできるため、還付の場合は、余裕ができてから手続きをするのも良いでしょう。

今回は、確定申告でよくあるミスや失敗について確認しました。税金の申告を苦手とする人は多いと思います。少しでも不明点がある時には、税務署や税理士に確認すると安心です。