野菜の酢漬け活用術

野菜の酢漬けは、料理にはもちろん、普段のご飯にちょい足ししたり、おかず代わりにそのまま食べたりもできる便利な常備菜です。お酢を愛する石原新菜先生と野口真紀先生に、お勧めの使い方を紹介していただきました。

納豆に入れる
納豆のタレ代わりに野菜の酢漬けを加えることで、おいしく減塩ができます! 朝食の定番にすれば、不足しがちな野菜も手軽にとることができます(野口)

サラダや刺し身にかける
暑さが続くと、サラダや刺し身といったサッパリしたものが食べたくなります。そんなときに野菜の酢漬けと合わせて食べれば、酸味が効いて、はしが進みます! ドレッシングやしょうゆを使わず、低カロリー&低塩・低糖にできるのもうれしいポイント(石原)

カレーの具材やお供にする
カレーのお供と言えばラッキョウ漬けや福神漬けが一般的ですが、野菜の酢漬けも相性抜群です。具材のタマネギを紫タマネギの酢漬けにして酸味を加えるもよし、青トウガラシの酢漬けをのせて辛味をアップするもよし。カレーをさらにおいしく食べられます(野口)

ギョーザのタレに使う
複数の野菜の酢漬けをギョーザのタレに使えば、さまざまな味変が楽しめます! 私のお勧めは、青トウガラシの酢漬けと、ショウガの酢漬け。ギョーザの風味がパワーアップして、とても食べ応えがあります(野口)

冷やっこにのせる
味がマンネリ化しがちな冷ややっこも、野菜の酢漬けを使えば食べ飽きない定番おかずに! 私のお勧めは、何と言ってもショウガの酢漬け。酢の酸味が効いていて、スッキリ食べられます(石原)

おつまみにする
野菜の酢漬けを2~3品小鉢に盛るだけで、ご飯やお酒に合うおつまみに大変身。焼き魚や厚揚げの上にのせて食べれば、手間いらずで豪華な一品に仕上がります。私の場合はワインが好きなので、チーズやサラミと合わせて晩酌をしています(野口)

ソースやドリンクに使う
野菜の酢漬けを漬け酢ごとフードプロセッサーやミキサーにかければ、より幅広い料理に使えるソースに大変身。舌触りもよくなるので、ドレッシングやつけダレに活用しやすくなります。ショウガの酢漬けは、ドリンクに入れても美味。炭酸で割れば、スッキリおいしいジンジャーエールになります(石原)

この記事は『安心』2022年9月号に掲載されています。

画像参照:https://www.makino-g.jp/book/b610283.html