3つのルールでお互いに助け合う決まりに



夫のあまりにも身勝手な行動にとうとう我慢ができなくなり、2人で休みを取り話し合うことに。夫の言い分は毎回「気が付かなかった、僕がやろうと思うと君が先にやってしまう、これからは気を付ける」でした。そこで今回は3つの条件を出しました。

1つ目は「自分が何か作るときは家にいる人にも聞く」こと。夫自身も毎回コーヒーやお茶を自分で入れに行きます。その際、私や子どもが家にいるならば飲むかどうか聞くということです。これは夫も素直に聞き入れ、もし忘れた場合にはもう1度その人のために入れに行くことで納得してくれました。

2つ目は「トイレなどの用事がある際には、ささいな雑用を最低1つするか家族の用事をする」こと。私はトイレ時間などにタオル類の交換や、簡単な床掃除などをおこないます。床掃除などはハイレベルな家事なので望んでいませんが、ささいな雑用をしてくれるとかなり助かります。夫は訳のわからない言い訳をしていましたが、普段からしない自覚があったのか、これも納得してくれました。

3つ目は「子どもの準備や用事は一緒に動く」ということ。私や子どもが走り回って準備しているのに、自分は優雅にテレビを見ているというのは子どものためにもよくありません。夫も子どものことは熱心にしてくれるため、これは素直に承諾してくれました。

3つの約束を決めましたが、口約束では夫が続かないことは長年の付き合いからわかっていました。そこで、「10回やるのを忘れたら1万円のお小づかいを私と子どもたちのために渡す」という条件を付けました。その代わり、私も同様の条件を付けました。本当はお金を持ち出したくなかったのですが、夫の性格を考えて決断しました。

(広告の後にも続きます)

まとめ

夫と一緒の在宅勤務は新鮮で楽しいのですが、通勤しているころより自分の時間がなくなり、夫の世話で私の時間が圧迫。そこで、3つのルールを作ることで改善できました。夫はお金を支払うのが嫌なのかわかりませんが、しっかりと守ってくれています。実際に私と同じことをしてみると大変だったようなので、自分なりに反省もしてくれているみたいです。

在宅勤務ではお互いが心地良く仕事をすることが大切ですので、夫と過ごすことについて話し合えたことは良い機会だったと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

イラスト/サトウユカ

著者/Yoko(43歳)
とても元気な小5の女の子と小1の男の子と家事をしない夫と楽しく暮らしてはいる。しかし、フルタイムで仕事をしていて、さらに更年期のような症状もボチボチ始まり家事と育児と仕事でかなり疲労気味の主婦。