広頚筋ストレッチのやり方

※❶、❷のマッサージの目的は、広頚筋のスタート地点とゴール地点を緩めること。十分緩んだ状態で❸のストレッチを行うことで、効果が高まる。
※「胸鎖乳突筋ほぐし」とセットにして、1日3回(朝、昼、晩)行う。

❶鎖骨の下のマッサージ

右手の人指し指と中指の2本で、右の鎖骨の始まり(胸の中心)の下部を強く押して、左右に揺らすようにマッサージをする。場所を少しずらしながら、鎖骨の終わり(腕のつけ根)まで行う。左側の鎖骨も左手の指で同様に行う。

❷あご下のマッサージ

両手で軽く握りこぶしを作り、親指を立ててあごの裏側に当て、強く押してマッサージする。両手の親指をそれぞれ左右に少しずつずらしながら、輪郭に沿って耳の下までマッサージする。

❸広頚筋を伸ばす

左手の人指し指と中指、薬指の3本を左側の鎖骨にかけ、下にグッと引っ張る。右ひじを天井に向け右手を顔の前に持ってくる。右手で左のあごのやや上をひっぱる。この状態で30秒キープする。反対側も同様に行う。

この記事は『壮快』2022年11月号に掲載されています。

画像参照:https://www.makino-g.jp/book/b612666.html