ダイエット中なら葉野菜を取り入れて



一方で、黒田先生はランチにほぼ毎日、葉野菜のサラダをとっています。

「葉野菜はアレルギーになりにくいことがわかっています。とはいえ、同じ野菜にならないように、私は一つのサラダにキャベツ、レタス、ケール、ほうれん草など10種類ほどを組み合わせて偏らないようにしています。

葉野菜は血糖値の上昇を抑える働きがあるので、食事の一番最初に食べます。カロリーが低いのはもちろん食物繊維が豊富な上にカサがあって食べ応えがあるのでダイエット中にもおすすめです。

そして、葉野菜はなるべく旬のものを選ぶのがポイント。旬のもののほうが栄養価が高いことが知られています」(黒田先生)。

さらに、葉野菜のサラダをとるときは、できるだけドレッシングを手作りすると良いということ。黒田先生はえごま油や、アマニ油、MCTオイルなど良質のオイルを使って手作りドレッシングを楽しんでいるそうです。

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まとめ

どんなに健康に良いとされる食品でも、毎日食べることで逆効果になることがあるとはショッキングでした。どんな食品にもメリットとデメリットがあるので、分散して食べる、つまりバランス良くいろいろな食材を食べることが大切ということでした。毎日のメニュー作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

取材・文/mido(49歳)
ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。

イラスト/村澤綾香

著者/監修/黒田 愛美 先生
美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。