王室の女性たちも『バービー』ブーム! 英・キャサリン皇太子妃もスペイン・レティシア王妃もピンクに夢中

この夏、大注目の映画といえば、日本でも2023年8月11日(金)公開となる『バービー』。ファッション界にも全身ピンクの“バービーコア”ブームが巻き起こり、ヨーロッパ王室の女性たちの間でも、ピンクの着用率が急上昇。見ているだけで気分が華やぐ、彼女たちの上品な着こなしをご覧あれ!

世界中で愛され続けるファッションドールの実写映画『バービー』の影響で、ファッションシーンでもトレンドカラーとして注目されるピンク。マーゴット・ロビーが演じるヒロインのポップでキュートなコーディネートとはひと味違い、英キャサリン皇太子妃をはじめとするロイヤルレディたちの“バービーコア”スタイルは華やかながら、どこか上品。フェミニンなオーラたっぷりで、大人っぽくエレガントにピンクを着こなすヒントがいっぱい!

英・キャサリン皇太子妃

https://www.instagram.com/p/Csi83gAOyLx/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

2023年5月22日(現地時間)、王立園芸協会(RHS)が主催する毎年恒例のガーデン・ショー「チェルシー・フラワー・ショー」の初日にサプライズ登場し、子供たちとのピクニックイベントなどに参加したキャサリン皇太子妃、41歳。スイーツのような甘いピンクのツートーンシルクシャツドレスは、英ブランド、ミームME+EMのもの。

2021年、コロナ禍中の公務でも着用していたもので、その時はピンクのベルトでウエストマークして、きちんと感を、今回は共布のリボンベルトで、よりソフトな印象に。小物も少しカジュアルに、カスタニエールのエスパドリーユサンダルと、自然を意識したと思われるゾライダのリーフモチーフピアスをプラスした。2022年のロイヤル・アスコットで、キャサリン妃の母キャロル・ミドルトンさんが全く同じドレスを着ていたことも話題に!

https://www.instagram.com/p/CsqskpUtOn_/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

5月25日(現地時間)、キャサリン妃が情熱を注ぐ幼児教育プログラムの一環として、ファウンドリング博物館で行われたミーティングにキャンディピンクのスーツで出席。こちらは、キャサリン妃がここぞのビッグイベントに選ぶアレキサンダー・マックイーンのもので、自身のウェディングドレスをはじめ、ヘンリー王子やユージェニー王女の結婚式、今年5月に行われたチャールズ国王とカミラ王妃の戴冠式でも、長女シャーロット王女とともにまとったブランドとして有名。

2022年6月の公務でもこのスーツを着用しており、その際はホワイトインナーを選んでクリーンに、今回はシアーピンクのトップスを合わせて、よりフェミニンに仕上げた。

小物はバックルが存在感を発揮するカミラ・エルフィックのホワイトベルトと、マリア・ブラックのドロップピアスを、パールでリンク。足元は御用達ブランド、ジャンヴィト・ロッシのパンプスをホワイトでそろえて、洗練度をアップ。

https://www.instagram.com/p/Cs9bR__LQkA/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

6月1日(現地時間)、ヨルダン・フセイン皇太子とラジワ皇太子妃のロイヤルウェディングに、サプライズで出席したウィリアム皇太子夫妻。キャサリン妃は、見事なレース刺しゅうがあしらわれたダスティピンクのハイネックドレスをまとった。こちらはレバノン出身デザイナー、エリー・サーブの2017−18秋冬コレクションからの1着で、花嫁のラジワ皇太子妃が結婚式で着用したウェディングドレスも同ブランドによるもの。

この日は、ゴージャスなドロップピアスとゴールドのクラッチバッグをコーディネートしており、いつもよりもグラマラスな雰囲気だったことが注目を集めたほか、米版「マリ・クレール」によると、キャサリン妃がピンクを着用したのは、約1週間で3度目だったことも話題に! ある王室ファッションコメンテイターは、「“愛の祭典”である結婚式に、ピンクは最適な色である」としながら、キャサリン妃が「3回連続でピンクを着用するのは異例のこと」だと発言。「実に興味深い」と言い、「“バービーコア”のトレンドにインスパイアされてドレスを選んだ可能性もありうる」と報じた。

https://www.instagram.com/p/CuCSwkaOjsH/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

ヴィクトリア&アルバート博物館の子供向けエリアが3年にわたる改装を経て、この7月よりザ・ヤング V&A ミュージアムとして公式オープンすることとなり、パトロンを務めるキャサリン妃が6月28日(現地時間)、クラシカルなブラッシュピンクのドレス姿で同館を訪れた。

短いスタンドカラーと小さな包みボタンが印象的なベルテッドドレスは、Beulah Londonビューラ・ロンドンの「アハナドレス」で、お値段720ポンド(約13万円)。ヨーロッパ王室の女性たちに人気があり、英ベアトリス王女やデンマークのメアリー皇太子妃なども着用していたことで知られている。

“着まわしのプリンセス”として有名なキャサリン妃は、2021年のウィンブルドン男子決勝の日にもこのドレスで登場していたが、今回は小物をチェンジ。ジミー チュウのホワイトパンプスとマッピン&ウェッブのダイヤモンドピアスを合わせて、エレガントにフィニッシュ。

キャサリン妃が戴冠式でまとったジュエリーの意味とは?
話題沸騰のヨルダン・ラジワ皇太子妃やダイアナ元妃の姪が晴れの日に選んだのは? 注目のウェディングドレス7選

(広告の後にも続きます)

スペイン・レティシア王妃

https://www.instagram.com/p/Cr5ajWEopHc/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
フェリペ6世とレティシア王妃

5月6日(現地時間)、チャールズ国王とカミラ王妃の戴冠式に、各国のロイヤルファミリーが集結。中でも、オール・フューシャピンクの装いでひときわ目を引いたのが、スペインのレティシア王妃、50歳。夫である国王フェリペ6世にエスコートされたレティシア王妃は、ミディ丈のペンシルスカートと、フリルのペプラムがついたトップスを着用。

美シルエットを演出するスタイリッシュなセットアップは、レティシア王妃の御用達ブランド、キャロリーナ・ヘレラのカスタムメイドで、カラーリンクした同ブランドの小ぶりなクラッチをコーディネート。同色のバックストラップパンプスと、ピンクレースがあしらわれたスペインブランドBalelのオーバルハットで、華やかで気品にあふれた“バービーコア”ルックを完成させた。