まとめ

配偶者控除や配偶者特別控除はまとまった控除額があり、会社員や公務員にとって大きな控除枠です。夫婦で正社員というご家庭にとっては影響ありませんが、アルバイト・パート勤務の家族がいるご家庭では、控除が適用されるか否かで大きく違ってきます。

社会保険の壁を考えると130万円が目安になりますが、税制の壁では、配偶者特別控除の控除額が減少し始める150万円を超えないように働くという選択もあります。働き方は各ご家庭によって変わってきますが、いくつかある壁を目安にしてみると良いでしょう。

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配偶者控除に関するQ&A

Q:配偶者控除の申請を忘れていました。勤務先に伝えた方が良いですか?

A:年末調整の処理が終わっていなければ修正してくれる可能性があります。まずは勤務先に伝えてみましょう。もし修正が間に合わなかったら、確定申告すれば控除を受けられます。

Q:障害者控除も年末調整でできますか?

A:納税者自身や同一生計配偶者または扶養親族が所得税法上の障害者に当てはまる場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。障害者控除も年末調整で対応できます。年末調整で対応できなかったときは確定申告を行いましょう。