インボイス制度がスタート

2023年10月からインボイス制度が導入されました。2019年10月1日から、消費税及び地方消費税の税率が8%から10%へ引き上げられ、この税率引き上げと同時に消費税の軽減税率制度が導入されました。そのため、現在は2種類の消費税率が存在しています。インボイス制度は、複数の税率に対応した消費税の仕入れ税額控除の方式です。このインボイス制度の影響を特に受けるのは、これまで売上1000万円以下で免税事業者だった個人事業主や法人です。事業者によっては、仕事の取引や報酬が減る可能性も指摘されています。

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出産一時金が50万円に増額

出産育児一時金は、出産時に公的医療保険制度から提供される支援金で、出産に伴う費用を軽減するための制度です。

出産一時金は健康保険法などに基づき、健康保険や国民健康保険に加入する被保険者や被扶養者が出産した場合に支給されます。通常、ケガや病気による入院費用は健康保険でカバーされ、患者は負担割合を支払いますが、出産はケガや病気とは異なり、健康保険の対象外です。そのため、出産に伴う費用は基本的に自己負担となりますが、出産育児一時金を受けることでこの負担が軽減されます。

この出産育児一時金は過去に何度か増額されており、2023年4月から8万円増額され、2023年4月以降の出産に関しては42万円だった支給額が50万円になりました。