分譲賃貸物件の探し方

通常の賃貸物件と比べて、分譲賃貸物件の取扱量は少ないです。
効率良く分譲賃貸物件を探す方法をご紹介しましょう。

インターネットの活用

インターネットを活用して、住宅情報サイトから物件を探していきましょう。
中古マンション、家賃、住みたい場所、エリアなど希望条件から絞りこんで検索します。
希望とする物件が見つからなかったとしても諦めてはいけません。
日を変えて何度もチェックすると良いでしょう。
物件情報は常に変化しているからです。
条件の良い物件はすぐになくなってしまうので、気になる物件があれば電話して状況を確認しておくと良いでしょう。

折り込みチラシ

新聞に入っている折り込みチラシやフリーペーパーへの広告、ポストに投函される地元の中古物件情報も貴重な情報源になります。
これらの情報は、写真や間取りがわかりやすく掲載されているので物件をイメージしやすいでしょう。
近いエリアで物件を探している場合には有力な候補になり得ます。

住宅情報誌

駅や商業施設などのラックに設置されている住宅情報誌も確認してみましょう。
新築マンションの情報誌とされるsuumoは、毎週発刊されています。
もし手に入らない場合は、定期購読も送料無料で可能です。
分譲物件特集などを参考に情報収集すると良いでしょう。

不動産業者に相談

不動産業者を利用すると、広告に掲載されていない物件情報を得ることも可能です。
全国チェーンの不動産業者であれば、住みたいエリアの物件情報も把握できます。
また、リロケーション物件(転勤などで一時的に物件を貸し出している)を得意とする不動産業者も存在します。
リロケーション物件は、契約期間が定まっているため、通常の家賃より安く設定されているケースが多いです。
退去までの期間が予め決まっているのであれば、リロケーション物件を積極的に探しても良いでしょう。

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分譲賃貸に住んだら挨拶回りを忘れずに!

一戸建てに引っ越す場合には、ご近所づきあいが多くなるため挨拶回りが欠かせません。
顔を合わせる機会が少ない集合住宅の場合は、挨拶回りは不要と考える方もいますが、挨拶回りはしておくべきです。
ここでは、挨拶回りのポイントについてご紹介します。

挨拶回りは必須なの?

プライバシーや防犯の観点から挨拶回りを敢えてしない方もいるでしょう。
入居者の入れ替わりが激しい賃貸物件では特にその傾向は強くなります。
しかし、分譲賃貸物件に住む場合には、また状況は変わってきます。
子育て世帯であれば、近所との付き合いは重要なものになりますし、マンションの管理組合に参加する際も、事前に挨拶していた方が安心して参加できます。
また、事前に挨拶をしておくことで、隣人にどんな人が住んでいるのかがわかり、マンション内での情報も手に入りやすくなるでしょう。
挨拶ができる関係は、ご近所トラブルを防ぐ効果もあります。
その他、災害時にも隣人の家族構成を知る仲であれば、安否確認もしやすく、避難行動の手助けもしやすくなります。

挨拶回りをする時期

可能であれば、引っ越しの前日までに挨拶回りをしておくのが理想です。
マンション内への引っ越しは、共用部分を通り荷物の搬入などを行うため、多少なりとも迷惑がかかってしまうからです。
前日までに、引っ越しの日時と騒がしくなる旨を添えて挨拶しておくとスムーズです。
訪問する時間帯の目安は、10時~20時が常識的な時間で行います。
もし、前日まで挨拶が難しくても、引っ越しした日から3日以内に挨拶を済ませるようにしましょう。

挨拶回りをする範囲

世帯数が多いマンションの場合、挨拶する範囲を決めておくと良いでしょう。
少なくとも顔を合わせる機会が多い同じフロアの住人、生活音で迷惑をかける恐れがある階下の住戸、管理人室への挨拶はしておくと安心です。

挨拶回りのポイント

家族での引っ越しであれば、家族揃って挨拶回りをするのがおすすめです。
それだけで、ご近所付き合いが深まるかどうかが変わってきます。
子どもの顔を知っていれば、何らかのトラブルがあった際にも安心です。
中には、挨拶の際に家賃や所有者について聞かれるケースもあるかもしれません。
あくまで挨拶回りなので、手短に必要最低限の挨拶で済ませるようにしておきましょう。
挨拶時の手土産は、500~1,000円程度で用意しましょう。
賞味期限の長いお菓子や洗剤や石鹸といった日用品、邪魔にならないギフトカードなどが人気です。
在宅時間が被らず、留守の場合には、手荷物に手紙を添えてドアノブにかけておくと良いでしょう。

今回は、分譲賃貸物件のメリット・デメリットについて解説し、後悔しない物件選びのポイントを紹介しました。
通常の賃貸物件よりも、快適な生活が送れるとして分譲賃貸物件にこだわる方も多いです。
しかし、分譲賃貸物件だからといって必ずしも理想的な物件とは限りません。
この記事を参考に、分譲賃貸の持つ注意点やポイントを押さえて、満足のいく物件選びをしてください。