夏のクーラー電気代を節約するためにできること
クーラーの電気代は、なるべく抑えるようにしたいですよね。クーラーを早くから稼働させないようにするか、クーラーの電気代を抑えるか、どちらかの対応策をと
りましょう。
対応策1:クーラーを早くから稼働させないようにする
クーラーは1度稼働させてしまうと、その快適さからどうしても我慢できなくなります。そのため、室温が28度を超えるまでは稼働しないのが1番の対策です。暑さが我慢できない場合は、扇風機を使う、保冷剤やボディシートなどを利用して体温を下げる、日光を遮断する、風通しを良くするなどをためしてみるのもよいでしょう。とはいえ体調を第1に考え、無理のない範囲で取り組みましょう。
対応策2:クーラーの電気代を抑える
不快感が勝ってしまいどうしても暑苦しいと、仕事効率が著しく下がってしまうなど、必ずしもクーラーを我慢するのがよいことだとは言い切れません。体調を悪くしてしまって医療費などがかさめば、元も子もありません。その場合は、ぜひクーラーの電気代を抑えることを意識しましょう。以下は、クーラーの電気代を抑える対策の1例です。
●エアコンフィルターの掃除
→フィルターにゴミが詰まっていると、エアコンの作動効率が落ちてしまいます。
●設定温度の工夫
→設定温度を上げることで、電気代を節約できます。
●サーキュレーターの活用
→冷たい空気は下に滞留しやすいので空気を循環させるためにサーキュレーターを活用するとよいです。
これらを組み合わせることで、電気代を抑えたうえで快適な生活を送ることができるでしょう。特にフィルター掃除は、今からでも準備しておけることです。本格的な暑さが到来する前に、取り組んでおくことをおすすめします。
クーラーを上手に活用しよう
クーラーを早くから稼働してしまうと、当然ですが、その分電気代が高くついてしまいます。しかしながら、我慢することで体調が悪くなってしまうのはよくありません。室温を28度以下に保つことを目指しながらクーラーの稼働をなるべく避ける、稼働が必要な時にはエアコンのフィルター掃除などを行い、なるべく電気代を抑えながら稼働させることを意識しましょう。
2023年も暑い夏になると予想されています。上手にクーラーを活用して、夏を乗り切りましょう。
出典
環境省 COOL BIZ(クールビズ) どうして「28℃」?
厚生労働省 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令
公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A
執筆者:田中彩可
FP2級
配信: ファイナンシャルフィールド
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