金融リテラシーを身に付けるメリット
金融リテラシーは、社会人として自立した生活を送るのに切っても切り離せない知識です。適切な金融リテラシーを身に付けると、次のようなメリットがあります。
●生活スキルが向上する
●家計の金融資産を有効に運用できるようになる
●金融商品・サービスの質の改善につながる
それぞれどのようなことか、具体的に説明します。
生活スキルが向上する
生活をしていくなかで、多くの人が貯蓄や資産運用、住宅ローン、保険などの金融商品の利用といった金融との関わりをもちます。金融リテラシーを身に付けると、金融との上手なつきあい方が分かり、家計管理や将来に向けた資産管理などの生活スキルが向上します。
家計の金融資産を有効に運用できるようになる
低金利の状況下では、家計の金融資産を預貯金で運用するだけでは十分な資産形成が困難です。金融リテラシーを身に付けることで、金融商品の特徴や分散・長期投資のメリットを理解できるようになると、家計の金融資産の有効な運用が可能になり、将来に向けた効率的な資産形成が望めます。
金融商品・サービスの質の改善につながる
金融リテラシーが身に付くと、さまざまある金融商品や金融サービスの仕組みやリスクを理解し、適切に選別して利用できるようになります。利用者の選択眼が養われると適切な競争が促され、金融商品や金融サービスの質の改善につながるでしょう。
金融リテラシーを身に付ける大人向けの参考書
大人が金融リテラシーを身に付けるのに役立つのが、金融広報中央委員会が公開しているパンフレット「大人のための お金と生活の知恵」です。
「大人のための お金と生活の知恵」では、お金と生活の見える化と課題との向き合い方、お金の管理や運用のポイント、金融に関する基礎知識が簡潔に分かりやすくまとめられています。パンフレット版のほかオンラインでも同じ内容を閲覧できるため、手軽に活用できる金融リテラシーの参考書として目を通してみるとよいでしょう。
配信: ファイナンシャルフィールド