銀座6丁目にある【ハイアット セントリック 銀座 東京】。ホテル3階にある『オールデイダイニングNAMIKI667/ナミキ667』は、ランチ、カフェ、ディナーをその時その時のコンセプトに沿って楽しめるレストランです。今回はランチとディナーで提供されるコースの中でも2026年3月3日から登場した新しいメニューを中心に紹介します。
|銀座のホテルで春のディナーを
ホテルがある並木通りに面した銀座6丁目6番地7号の住所を店名にしたNAMIKI667/ナミキ667。3階に位置する店内は吹き抜けになっていて開放的。赤茶レンガタイル張りの銀座らしいビルが見える窓の外にはテラス席も並びます。落ち着いた雰囲気ながらカジュアルに過ごせるレストランです。

▲並木通りに面したエントランスと3階にある「NAMIKI667」
乾杯は375mlのボトルで提供される「一代 弥山スパークリング」。広島廿日市市のサクラオブルワリーアンドディスティラリーが手がけた強炭酸の純米酒で、スパークリングワインを思わせるきめ細かな泡が心地よくはじけ、フルーティーな香りとキレのいい余韻を楽しめます。もうひとつは山田錦を23%まで磨き上げた「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」を一合。華やかな香りやふくらみのある旨味と甘味で、この日の料理を引き立ててくれました。

▲この日のディナーは日本酒で
最初のひと口料理は、菜の花を添えたムース。鮮やかなオレンジ色と濃い緑のコントラストが美しく、よく炒めた人参だけを使ったムースの甘味に、春の訪れを告げる菜の花の苦味が寄り添います。シンプルながらも意外性のあるアミューズは、続く料理に期待がふくらむコース料理の始まりでした。

▲本日のアミューズ
|冷たいアペタイザーは5品より選びます
コースはそれぞれ複数の料理から好みで選べるプリフィックスメニューです。冷たいアペタイザーは「キヌアとアボカドのグリーンサラダ ジンジャードレッシング」「力士いたけのマリネ マセドアンサラダ 生ハム」「シーザーサラダ」など5品から1つ選べます。ここでは春の新作メニューを2点紹介します。
茄子をピューレ状にした中東の前菜料理 “ババガナッシュ” をお皿に敷き、柔らかな赤茄子を使用。レンズ豆のツルリとした食感とほのかな甘味を加えたサラダ仕立ての料理です。鶏肉を思わせるソイミートは、グリルした焦げ目の香ばしさがアクセント。豆乳フォームで作られたエスプーマ(泡)がかかり、ヴィーガンの方でも楽しめます。

▲冷たいアペタイザー「ババガヌッシュ ソイミート レンズ豆」
新作の冷たいアペタイザーのもう一点は、ちょっと驚かされる大きな真蛸。ボイルしてニンニクオイルに漬け込まれ、提供する前に隠し包丁を入れて炙られます。オレンジ色が鮮やかなアイオリソースには長野県下諏訪で高品質の味噌を作るひかり味噌の『大寒仕込み味噌 渾』を加え、ニンニクやパプリカ、味噌の風味が際立ちます。真蛸の素材感を楽しめる一皿でした。

▲冷たいアペタイザー「炙り真蛸と新じゃがいも 長期熟成味噌 “ひかり味噌” と赤パプリカのソース」
パンは世田谷の名店として全国に知られたブーランジェリー『シニフィアン シニフィエ』のバケットとカンパーニュ。バゲットは皮がパリパリで中はふっくら。小麦の風味が引き立つ料理を邪魔しない味で、お代わりをしてしまいました。

▲『シニフィアン シニフィエ』のバゲットとカンパーニュ
