・人生の転機
そんなとき、普段からくだらないニュースに癒されたり、珍スポット探索の情報源として愛読していたロケットニュース24が「ライターオーディション」をやっていることを知り、軽い気持ちで応募してみることにした。
京都公演中に同僚と体験した「火渡り祭」のレポートを3日かけて書き上げ、『火の上を歩く火渡りは本当に熱いのかやってみた!』という、今思えばなかなか寒い記事を履歴書に添付。
さらに「約1時間半で書きました」という謎の嘘まで記載して編集部に送信した結果……
記事の内容ではなく、「サーカス出身」という経歴がサンジュン記者の目にとまって合格! 本当に人生、何が転機になるか分からないものである。
・10年経ったけど
ただ、サーカスでの日々をこうして形にするまで、気づけば10年近い時間がかかってしまった。それでも今、こうして当時の記憶をたどりながら文章に残し、読者の皆さんと共有できたことを心から嬉しく思っている。
時間の関係で後半やや駆け足になってしまったこともあり、まだまだ書きたいことはあるのだが、それはまた別の機会にお届けできればと思う。せめて彰吾と祇園のオカマバーでオネエを奪い合った話くらいはどこかで書きたい。
