●【作例】望遠でもディテールを鮮明に描写 2億画素&可変ズームの威力
望遠カメラの可変式光学ズームの威力も凄まじい。今回は川向こうにある桜を撮影してみたが、メインカメラの1倍ズームと望遠カメラの4.3倍ズームの写真を比較しても、劣化を感じさせないディテールの再現力を確認することができた。
参考までに望遠カメラのデジタルズームとなる30倍・60倍でも同じ場所から撮影してみたところ、ディテールがつぶれている部分はあるものの、花びらの輪郭や木の模様は十分に描き出していた。
光学ズームは4.3倍までなので、それと比べると見劣りはするものの、デジタル処理も高いレベルで実装されていることがわかる。ちなみにデジタルズームは120倍まで可能だ。
●【作例】日常の写真でも「見たまま」を描写
風景だけでなく、日常の人物やフードを対象にした写真の美しさも際立っている。
日没後の野外でポートレートモードを試してみたところ、背景のボケや人物との境界はとても自然で、夜景同様に作り込んでいない、ありのままの美しさを感じられた。周囲はだいぶ暗くなっていたが、花や人物の肌の色味は失われることも補完されすぎることもなく、まさに見たままだ。
フードは焼肉屋で生肉を撮影してみたのだが、店内が薄暗かったにも関わらず、淡い赤も深い赤も忠実に再現してくれた。上に乗ったゴマや胡椒の粒感まで伝わってくるディテールの描写も印象的だ。飲食店では1倍ズームだと撮影者の影が入ってしまうことがあるが、17 Ultraは望遠カメラでも寄りの撮影ができるので、応用が効きやすいのもメリットだ。
アウトカメラの魅力に目が行きがちだが、インカメラも5000万画素という超高解像度で、質感の高い写真を撮影できる。特にPhotography Kit Proを使えば、画面が横向きでも撮影が安定し、手ぶれも抑えられる。

