ちょうど今、上野の森美術館では「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」が開催中(2026年5月29日~8月12日)。代表作《夜のカフェテラス(フォルム広場)》が、約70年の時を経て日本にやってきています。
そして同じ時期、東京湾の夜景を望むラグジュアリーホテル、ホテル インターコンチネンタル 東京ベイでも、もうひとつのゴッホ体験ができるんです。1階のファインダイニング ラ・プロヴァンスでは、ゴッホが南仏で描いた数々の名画に着想を得た期間限定コースを提供中(2026年8月31日まで)です。展覧会とのコラボレーションではありませんが、「観る」ゴッホと「食べる」ゴッホ、両方を同じ夏に味わえる巡り合わせ。今回は「プレミアムコース」(¥11,220、特別装飾席は¥12,430)をいただきながら、その世界観をじっくりと味わってきました。
コースの始まりは、乾杯酒のゴッホオリジナルカクテル「トゥルヌソル」。フランス語で“ひまわり”を意味するその名の通り、夏のフルーツ・パイナップルをベースに仕立てられた一杯です。

ゴッホにとってひまわりは、希望や感謝、歓迎の想いを託した特別なモチーフだったのだとか。その一杯から、ゴッホの世界へと誘われていきます。
「夜のカフェテラス」が、ワンプレートの中に
最初に登場したのは、ゴッホの代表作「夜のカフェテラス」をイメージした「パレット・アート・オードブル」。ブルーの美しいプレートが目の前に置かれた瞬間、一気にゴッホの絵の世界へと引き込まれていきます。

ワンプレートに並ぶのは5種類のアミューズ。ひと口ごとに異なる表情を見せ、五味すべてが表現されている凝った仕立てです。夜空の青と灯りの黄色が、皿の上にそのまま重なって見えるような一皿でした。
ひまわりのような前菜に、贅沢なロブスター
続いて運ばれてきたのは、パレットの形をしたプレートにのった冷前菜「穴子とロブスターのタブレ」。見た目はまるでひまわりの花のよう。クスクスや穴子など、異なる食感が層になって楽しめる構成でした。

贅沢にロブスターも添えられ、豆やコーン、マンゴーやビーツの色彩が皿の上で美しく重なり合っていて、ゴッホが愛したひまわりの黄色が、まさにこの一皿に息づいているようでした。
