●BLUETTIとはどんなメーカー?
BLUETTIは、09年に研究開発チームを立ち上げ、15年に量産化に成功という経歴を持つ。長年、大手メーカー向けにOEM・ODM供給を主軸として事業を展開しており、「BLUETTI」として独自展開を始めたのは19年のこと。自社工場でバッテリーセルの受け入れ検査から品質管理まで一貫して完結させている体制が、安全性の強みにつながっている。
AORA 100 miniは日本市場向けに展開する「AORAシリーズ」の最新モデルで、シリーズ内では最軽量・最コンパクトのポジションにあたる。発売されたばかりの新製品のため、BCNランキングなどの販売実績データはまだない。ここではスペックと実際の使用感から、この製品の立ち位置を見ていきたい。
●置き場所を選ばない。四角いフォルムが生活になじむ
使ってみてまず感じたのは、想像していた以上にいろいろな場所に置けるということだ。玄関脇、ベッドの下、デスクの足元、キッチンカウンターの隅──縦290mm×横235mm×奥行215mmというスリムな縦型ボディのおかげで、部屋のどこに置いても圧迫感が少ない。
デザインもシンプルな直方体で、家具や家電のそばに置いても悪目立ちしない。天面が平らな分、上に小物を置けるのもうれしいポイントだった。ちょっとしたサイドテーブルのような感覚で使える。
カラーはミントグリーンとダークグレーの2色展開。BLUETTIによると、購入者の7割以上がミントグリーンを選ぶという。実物を見るとその理由がよく分かる。ポータブル電源というよりもキッチン家電に近い軽やかな印象で、リビングに置いても違和感がなかった。
動作音の静かさも印象に残った。充電中・給電中とも駆動音がほとんど気にならず、寝室に置いても睡眠の妨げにならない。

